【ピクミン】『4』クリア後にオススメのシリーズ作品、タイトルごとに異なる魅力


スイッチで遊べる『ピクミン4』後におすすめの『ピクミン』シリーズ、タイプ別に紹介

 

Wii U で『ピクミン3』が発売されてから10年……。シリーズ完全新作の『ピクミン4』が 2023 年 7月 21 日、Nintendo Switch で発売されました。

新たなピクミン「氷ピクミン」や新たな相棒、宇宙犬の「オッチン」が加わり、遭難してしまったオリマーやレスキュー隊の隊員、その他遭難者を救助するミッションに挑みます。

『ピクミン4』で初めて『ピクミン』に触れ、過去タイトルに興味を持った方もいるかもしれません。ありがたいことにニンテンドースイッチでは『ピクミン』シリーズ本編全作品をプレイ可能。

『ピクミン4』をクリアしたら過去作品に触れてみるも良いのでは。『ピクミン』はタイトルそれぞれに異なる魅力があります。この記事ではそれぞれのタイトルのおすすめポイントをまとめてみました。

スイッチで遊べる、『ピクミン4』後におすすめのシリーズ作品をタイプ別に紹介

『ピクミン1』 → オリマーの最初の冒険を楽しみたい

かわいいだけではない、独特の怖さも感じられるシリーズの原点。ホコタテ運送のドライバーである主人公「キャプテン・オリマー」は休日の1人旅を楽しんでいたところ、隕石の衝突により乗っていた宇宙船「ドルフィン号」が大破。未知の惑星に墜落してしまいます。惑星は大気に猛毒が含まれており、オリマーが活動できる日数は「30日」しかありません。オリマーは惑星で出会ったふしぎな生き物「ピクミン」の力を借りて散り散りになった宇宙船のパーツを集め、宇宙船を修理し、ホコタテ星への帰還を目指します。

登場するピクミンは赤・青・黄の基本カラー3色。

リメイクではないため当時の操作性の粗さなども残っていますが、ゲームキューブ版と比べてピクミンのひっこ抜きや投げやすさなどを改善され、遊びやすくなるよう調整はなされています。

  • 特徴 : シリーズの原点、オリマーの最初の冒険。第1作目ならではの独特の雰囲気と制限時間の緊張感
  • 目的 : 「30日」以内に宇宙船パーツを集め、帰還
  • 制限時間 : 30日
  • 主人公キャラクター : オリマー
  • 登場ピクミン : 赤・青・黄

『ピクミン2』 → 制限時間を気にせずのんびり楽しみたい

ピクミン2 Pikmin 2

新米社員のルーイがトラブルに見舞われ、莫大な借金を抱え倒産寸前となってしまったホコタテ運送の借金返済のため、ピクミンの星に散らばる「お宝」を集めるのが目的。会社の危機を救うため、オリマーはルーイを連れてピクミンの住む星へ再び舞い戻ります。

『2』では日数制限が撤廃され、マップ探索、ピクミンを集める、お宝を探す、原生生物とのバトルといったピクミンの要素を、バッドエンドを気にせずゆっくりプレイできるようになりました。地上での冒険はもちろんのこと『4』にも登場する地下世界の「洞窟」がここで初登場。地上フィールド以外にも世界が広がります。登場するお宝は実在する企業の商品が多数登場。私たちの世界にピクミンが実際にいるように感じることができます。

主人公キャラクターはオリマーとルーイの2人となり、必要に応じて別れて行動し作業が可能に。『4』にもつながるダンドリ要素が一部実装されています。

登場ピクミンは赤・青・黄に加え、力持ちで攻撃力の高い(しかし動きが遅い)紫と、素早く移動でき体に毒を持つ白の5色。黃ピクミンの電気耐性など各ピクミンの個性がよりはっきりするようになりました。

『1』と同様『2』もリメイクではなくHDリマスター。ゲームキューブ版と比べてピクミンのひっこ抜きや投げやすさなどを改善され、遊びやすくなるよう調整はなされています。

  • 特徴 : 主人公が2人になり、地下世界「洞窟」が登場。制限時間を気にせずゆったりじっくり遊べる
  • 目的 : 借金返済のため、お宝集め
  • 制限時間 : なし
  • 主人公キャラクター : オリマー、ルーイ
  • 登場ピクミン : 赤・青・黄・紫・白

『ピクミン3 デラックス』 → ダンドリを極めたい

ピクミン3 デラックス Pikmin 3 Deluxe

爆発的な人口増加と住民たちの無計画な気質がたたり、「コッパイ星」は深刻な食料危機に陥っていました。食料があると考えられる惑星「PNF-404」の調査を進めるため、アルフ、チャーリー、ブリトニーの3人が送り込まれますが…。着陸寸前でアクシデントに見舞われ、なんとか不時着。そこで出会った不思議な生き物ピクミンの力を借り、惑星にあるフルーツのタネを故郷に持ち帰るため、探索をはじめることとなります。

『3』では一新された主人公3人が登場。ピクミンに加えて操作キャラクターも投げられるようになり、場所によってキャラクターを切り替えながら進めたり、別々の場所で同時に作業を進めたりとマルチタスクの考え方がより重要に。本格的に “ダンドリ” が扱われ始めたのも『3』から。

『3』の「ストーリー」はゆるいながら制限日数も復活し『1』路線に回帰したような遊び方となっています。日によって天気が異なる、BGMが変化するなど演出面も強化。テンポよく進めることができ、最短日数でのクリアを目指すといった遊び方も。

『3』のメインと言っても過言ではない気がする「ミッション」(『4』でいうダンドリチャレンジ)モードでは「お宝を集めろ!」「原生生物をたおせ!」「巨大生物をたおせ!」といったお題を制限時間内にクリアする “ダンドリ” の醍醐味を存分に楽しめます。本編とは異なるロケーションがたくさん登場するのも特徴。インターネット環境があればベストスコアを競う世界ランキングへの参加も可能です(スイッチ版では Nintendo Switch Online への加入が必要)。

『ピクミン3 デラックス』ではさらに、ストーリーの裏側で起こった話を楽しめる、過去作の主人公であるオリマーたちが活躍するサイドストーリーミッションも新たに収録。このモードでもスコアアタックを楽しめます。

また『ピクミン3 デラックス』のマルチプレイの特徴として、ゲーム中にいつでも2人プレイに切り替えが可能。ストーリーも協力プレイで楽しめます。

本編の登場ピクミンは赤・青・黄に加えて、ガラスや水晶を壊せる硬い体の岩、攻撃力は弱いけれど空を飛べる羽の 5 種類。ミッションとビンゴバトルでは5種に加え紫と白も登場します。

  • 特徴 : “ダンドリ” 要素の本格導入、作業を分担して同時進行タスクマネジメント。ミッションが充実
  • 目的 : 故郷の食糧危機を救うための食料集め
  • 制限時間 : 最大100日
  • 主人公キャラクター : アルフ、チャーリー、ブリトニー
  • 登場ピクミン : 赤・青・黄・岩・羽・紫・白(紫と白はミッション、ビンゴバトルのみ)

この記事をシェアする