Ubisoft、任天堂次世代機向けに『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』をアップデート予定


 

Ubisoft が2022年10月に発売した Nintendo Switch ソフト『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル(Mario + Rabbids Sparks of Hope)』(日本では任天堂から2022年12月に発売)。任天堂のマリオと Ubisoft のラビッツがコラボしたストラテジー×アドベンチャーゲームの第 2 弾です。

遊んだプレイヤーからの評価は高かったものの、インフレが急激に進んだ各国の経済状況や同時期発売の他の目玉ソフトの存在(たとえば1か月後に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が控えていました)などもあり、売上は最終的に Ubisoft の期待を下回りました。それでも Ubisoft の CEO Yves Guillemot 氏は『マリオ+ラビッツ』に悲観的にはなっておらず、ニンテンドースイッチの後継機種にも投入したい考えを示しています。

『マリオ+ラビッツ』を任天堂の次世代コンソール向けにも

我々はすでにニンテンドースイッチで『マリオ+ラビッツ』をリリースしていました。そこでもう 1 タイトル発売することは、1 つのハードで 2 つの似た体験を提供することになります。任天堂ではこのようなゲームが消えることはありません。スイッチには 25 のマリオゲームがあります。任天堂は各機種で1度の反復を行うほうが良いとアドバイスしています。我々は出すのが少し早すぎたのかもしれない。次世代機を待つべきでした。でも素晴らしいゲームを提供できました。それに今後登場するハードに合わせてアップデートしていく予定なので、10年続けられると考えています」

Wiiで2作品発売された『スーパーマリオギャラクシー』のように一部例外はあるものの、N64以降の任天堂は通常、同一のコンソールで複数マリオタイトルを発売することはありません。

2017年3月発売のニンテンドースイッチは 7 年目の今なお高い人気が持続していますが、さすがに伸びは鈍化しており、年間売上はゆるやかに縮小。

任天堂もそろそろハードの更新を視野に入れているようで、古川社長も「年間プレイユーザー数が⼀定程度確保できているから、次世代機を発売する必要性はない、とは考えていません。次世代機について具体的なことをお話しできるタイミングではありませんが、新しいユニークな娯楽を提供していくために、どういった⾯⽩い提案ができるかを常に考えて将来に向けたさまざまな開発を進めています」と2023年3月期決算説明会で発言しています。

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