『ゼルダの伝説』シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』がいよいよ2023年5月12日に世界発売されますが、今年2月、限定版『コレクターズエディション』に同梱される特典アートブックがスキャンされ(200ページ以上)オンラインで流出するという事件が起こりました。
ソフト発売から数ヶ月前にどうしてこのようなことが起きたのか、どのようにして流出したのかは当時不明とされていましたが、任天堂はうやむやにすることなく犯人の身元特定に動いているようです。
任天堂の利益を損ねる、ファンの楽しみを奪う度の過ぎた行為に対して、任天堂は法的措置に動いています。今回のリークについて任天堂は重々承知しており、特定のインターネットユーザーを潜在的なリーカーとして念頭においているとのこと。犯人を絞り込んでいるようです。
任天堂はリーク画像が最初に投稿された Discord に対して、任天堂アメリカを通じて DMCA 通知(デジタルミレニアム著作権法)を送信。
Discord はこれを受けて投稿の削除に務め当該ユーザーに対して警告を発します。しかしその後も悪質な違法アップロードが続き、またサーバー名に“公式”という名前が含まれ誤解を招くとして、2023年4月4日、NoAの担当弁護士はカリフォルニア州の地方裁判所にDMCA召喚の申請を行いました。
問題のユーザーはJulien#2743とされ、任天堂はDiscord に対しこのユーザーの氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスなどの開示を求めています。