海外メディア Xbox Era の共同創設者のひとりで業界動向に詳しい Shpeshal Nick 氏が Xbox Era Podcast にて、バンダイナムコエンターテインメント(当時はナムコ)の対戦型格闘ゲーム『ソウルキャリバー』のリマスター版が開発中であると述べています。
リマスターが初代『ソウルキャリバー』のみなのか、複数作品をまとめたコレクション的な内容となるのかははっきりしていないとのこと。Xbox 版は GamePass 入りする可能性があります。
『ソウルキャリバー』第1作目は1998年にアーケードで稼働開始し、その後1999年にドリームキャスト版が発売されました。シリーズ最大ヒットとなった『ソウルキャリバーII』は2003年に家庭用ゲーム機版がPS2/GC/Xboxのマルチプラットフォームで発売。各プラットフォームにそれぞれゲストキャラクターが参戦していて、PS2版は『鉄拳』の三島平八、Xbox版はアメコミのスポーン、GC版は『ゼルダの伝説』のリンクが選ばれています。
直近作は『ソウルキャリバーVI』。シリーズ20周年記念作品として2018年に PlayStation 4 / Xbox One / PC(Steam) 向けに発売されました。
シリーズの最近の興味深い動きとして、マイクロソフト・ストアでは『ソウルキャリバーII HD ONLINE』の販売が2022年5月に終了。その後10月にバンダイナムコによって “SoulCalibur” の商標が更新されています。
通常は商標の更新といっても企業の権利保持のために行われることが多く、すぐにシリーズの新展開に結びつくものではありません。ただバンダイナムコの場合は新プロジェクトの手がかりとなっているケースがたびたびあります。
『風のクロノア』や『パックマン』『鉄拳』では更新後にリマスターや新作が発表。最近では『バテン・カイトス』でも商標更新の後にリマスター版が発表されるということがありました。『ソウルキャリバー』もこの流れに続くことになるのかどうか。