任天堂の2023年最初のタイトル、『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作の『ファイアーエムブレム エンゲージ』が2023年1月20日に発売されました。GfK による英国市場の週間チャート(パッケージ版)において、見事初登場1位デビューを飾っています。
ただしローンチ売上は 2019 年発売の前作『ファイアーエムブレム 風花雪月』と比べ、31%減少しました。
GamesIndustry.biz の Christopher Dring 氏は、今作はよりアニメ調になっているために、欧米での訴求が若干限定されるのではと見ているようです。あるいは過去キャラをフィーチャーしたプロモーションを展開するあまり、お祭りソフトのようで本編新作と見られていない可能性も。
とはいえ『FEエンゲージ』の勢いが鈍いわけではなく、シリーズ海外人気の分岐点となった『ファイアーエムブレム 覚醒』より規模は上。『ファイアーエムブレム』シリーズとしては2番目の規模でのデビューとなっています。
なお GfK の集計はパッケージ版に限られダウンロード版を含まないため、双方を合算した場合は販売規模が変わってきます。
Nintendo Switch ソフトとしてはこのほか『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』が 104% 増で 12 位に入りました。これは Argos や Amazon といった店舗において 11 ポンドという特価セールが行われたためとのこと。
今週(1/15〜1/21)のトップ10は以下の通り。任天堂/ポケモンが過半数を占めています。
- ファイアーエムブレム エンゲージ
- FIFA 23
- God of War Ragnarok
- マリオカート8 デラックス
- Call of Duty: Modern Warfare 2
- ポケットモンスター バイオレット
- Nintendo Switch Sports
- Minecraft (Switch)
- あつまれ どうぶつの森
- ポケットモンスター スカーレット