任天堂が提供している Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けオンラインサービス「Nintendo Switch Online」(ニンテンドースイッチオンライン、Switchオンライン)の有料会員数が、2022年9月末時点で世界 3,600 万アカウントを超えたことが明らかになりました。2023 年 3 月期 第 2 四半期決算説明会/経営方針説明会の中で任天堂の古川俊太郎社長から発表されたもの。
多種多少なジャンルで多くのサブスクリプションサービスが登場し「サブスク疲れ」や「サブスク貧乏」などといったキーワードも聞かれるようになりました。継続利用するサービスの選別も進む中、任天堂のサブスクサービスは前年同期(2021年9月末時点は 3,200 万アカウント)と比べて 1 割以上増加しています。
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Switch オンラインの有料会員数が3,600万を突破
期間満了後に更新をしないユーザーも一部いるものの、Nintendo Switch の普及やアクティブユーザー数の増加、オンラインプレイ対応タイトルの発売にともない、会員数は引き続き増加傾向を維持しています。『モンスターハンターライズ:サンブレイク』や『スプラトゥーン3』といった新作が貢献しているほか、『マリオカート8 デラックス』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『あつまれ どうぶつの森』などのように、オンラインプレイに対応する定番タイトルも寄与。
Switchを長く遊び続けるきっかけに
古川社長は「オンラインプレイ環境の提供だけでなく、クラシックタイトルの継続的な追加や、他のサービスの拡充などを通して、お客様にNintendo Switchを長く遊び続けていただくきっかけを作れている」とコメントしています。
2017年3月発売の Nintendo Switch は発売 6 年目に入っていますが、本体販売が引き続き好調なほか、アクティブユーザーも多くよく遊ばれています。2021年10月から2022年9月までの直近 1 年間における年間プレイユーザーは 1 億を超えました。
古川社長によると「Nintendo Switch Online + 追加パック」についても、ニンテンドウ 64 (N64)のタイトルを追加したことなどによって、徐々に加入者全体に占める割合が増加しているとのこと。
Nintendo Switch Online とは
Nintendo Switch Online は年額 2,400 円などで加入できる、Nintendo Switch をもっと楽しく便利に利用できるサブスクリプションサービス。「対応ソフトのオンラインプレイ」「セーブデータのクラウド保存」「加入者限定ソフト」「加入者限定特典」「スマホ向けアプリ」といった大きく 5 つのサービスを利用できます。
2021年10月よりそれら基本サービスに加え、「N64」や「メガドライブ」、一部ソフトの有料追加コンテンツを別途購入することなく遊べる年額 4,900 円の新プラン「Nintendo Switch Online + 追加パック」の提供が開始されました。