任天堂は 2022 年に発売を予定している Nintendo Switch ソフト『スプラトゥーン3』の最新情報を公開しました。
初代の舞台「ハイカラシティ」、『2』の舞台となっていたのは「ハイカラシティ」から 2 駅(歩いて20分ほど)離れているという繁華街「ハイカラスクエア」。最新作『3』ではハイカラ地方から遠く離れているという「バンカラ地方」の「バンカラ街」(混沌の街)に舞台を移し、また新たなバトルが繰り広げられます。
このバンカラ地方はイカやタコなどの進化した海洋生物が古くから暮らしており、さまざまな時代の建造物がひしめきあい、独自の文化が形成されています。
『3』の世界観は『スプラトゥーン2』のファイナルフェス「SPLATOCALYPSE : どっちの世界を望む? 混沌 or 秩序」の結果が反映された結果との見方がなされています。
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新ウェポン、新旧ステージ
混沌の街にあってもナワバリバトルは盛んに行われています。4対4で戦う基本ルールは過去2作品と同じですが、弓のようなウェポンや、2種類の砲撃を駆使して戦う多脚戦車「カニタンク」といった、発展した姿を見ることができます。
また手を伸ばして壁に張り付く伸びる手のおもちゃのような動きも。伸びる触腕でステージを飛び回る影の戦士「ショクワンダー」と呼ばれているようです。
他にも広範囲にバリアを展開して味方を守る「グレートバリア」が確認。
ステージは新登場のものだけでなく、過去作からもいくつか登場するようです。初代の「キンメダイ美術館」が確認できています。
ハイカラ地方とは遠く離れているはずなのに、どうして旧ステージが登場するのか。交通網の発達により、地方を超えてナワバリバトルに参加することが可能になったのだそう。なお「キンメダイ美術館」では現在「先住民族とモダンアート展」が開催中だということです。ステージ内で見られるアートも展示にあわせ新しいものに。
ヒーローモード : 哺乳類の帰還
映像の後半では 1 人用モード「ヒーローモード」の様子が確認。キービジュアルも公開となりました。今回のテーマは “Return of the Mammalians” (哺乳類の帰還)だそう。
スプラトゥーンの世界では、2匹の猫(ジャッジくんとコジャッジくん)を除いて哺乳類が消えたはず。しかしこの言葉。何が起ころうとしているのか?
New!カラストンビ部隊
ヒーローモードでは今回もタコ軍団と対峙することになるようですが、悪いタコ軍団と戦う「New!カラストンビ部隊」として、シオカラーズの2人(アオリ、ホタル)とその祖父でありかつてのオオナワバリバトルの英雄「アタリメ」が『3』にも登場。また旧 3 号も「司令」として登場します。
プレイヤーは新たな 3 号としてタコ軍団に挑みます。復活の「DJタコワサ将軍」は敵か?味方か?。
オルタナ
『3』のヒーローモードの舞台は「オルタナ」と呼ばれており、バンカラ地方で見てきた景色とはまた異なる巨大な建造物などがそびえています。街の上空に反転した街がある、不思議な空間も。
オルタナには部分的に茶色い毛で覆われた「ケバインク」と呼ばれるナゾの物質が存在。触れるとたちまち全身に毛が生えて、自我を失ってしまうようです。
そこで活躍するのが、オトモとして同行するコジャケ。コジャケはケバインクに触れても平気なようで、食べて除去してくれます。他にもコジャケは敵に噛み付いて攻撃したり、道中にある仕掛けを作動させたりなど、頼れる相棒です。
新たな音楽
ゲームを盛り上げる音楽も『スプラトゥーン』に欠かせない要素。様々なバックグラウンドを持つメンバーからなるバンドやユニットがゲーム中のサウンドを奏でているという体ですが、今作でも新たなバンドが新しい音を聴かせてくれるようです。
バンカラ地方を代表するスリーピースバンドだという「C-Side」の存在が発表。「C-Side」のメンバーは3人とも音楽教育とは無縁で恵まれた境遇ではなかったものの、生まれ持った感性と野心でここまでノシ上がってきたのだとか。
彼らの代表曲「Clickbait」のデモ音源もあわせて公開。重厚で骨太なギターリフを特徴とする1曲となっています。
テンタクルズの2人は?
シオカラーズは「New!カラストンビ部隊」として少なくともヒーローモードに登場することは確認。気になるのは『2』で登場したテンタクルズの 2 人(ヒメ、イイダ)の動向。今のところ情報は出ていませんが、彼女たちの人気はバンカラ地方にも届いていそうですが、はたして。