テンセントとの提携を通じて中国市場への進出をはたした任天堂。
任天堂の主力家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」が現在、中国で販売されています。2020年12月10日で発売開始から1年となるわけですが、堅調な推移となっているようです。
調査会社ニコ・パートナーズの報告によれば、中国市場における2020年のNintendo Switch販売台数は、正規流通分とグレーマーケットをあわせて130万台。
同じ期間の、PS4とXbox Oneを合算した販売数量のほぼ2倍に相当するペースだそう。
Switchはまた、中国市場でこれまでに395万台を販売。PS4の352万台、Xbox One の124万台を上回っています。
スイッチ人気の背景には、任天堂が保有する一連の著名なキャラクターシリーズや、『リングフィットアドベンチャー』が関係していると指摘。体を動かして遊ぶ全年齢向け製品であり、中国市場の厳しい規制の対象にはなりませんでした。オンラインを含む多くのストアで販売されており、飛ぶように売れています。また『リングフィットアドベンチャー』のためにスイッチ本体を購入したユーザーがまた新たなソフトを買い求める好循環も生まれています。
- 中国市場におけるNintendo Switch累計販売台数は395万台で352万台のPS4を上回る
- 2020年はこれまでに130万台を販売(正規・グレーマーケット合算)
- 『リングフィットアドベンチャー』のヒットで普及加速