任天堂、スイッチの生産・供給は夏以降回復。マレーシアでも生産を開始


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好調な上半期決算を発表した任天堂。年末商戦に向けて勢いが持続しています。古川俊太郎社長によると、Nintendo Switch の生産・供給は夏以降回復し供給不安が解消。10月以降も勢いを継続しています。年末年始商戦に向けた在庫の確保も良い準備が進んでおり、視界良好のようです。またマレーシアでの生産も開始したとのこと。

任天堂の2020年4-9月売上高は、前年同時期と比べ73%増の7695億円。営業利益は209%増の2914億円、純利益は243%増の2131億円でした。通期予想も上方修正が入り、たとえば営業利益予想は前期比27%増の4,500億円となっています。期初予想3,000億円から50%アップ。

スイッチ本体の販売予想は1,900万台だったのが2,400万台に、ソフト販売予想は1億4,000万本から1億7,000万本にそれぞれ上方修正。前期実績はハードが2,103万台、ソフトが1億6,872万本。

国内ではまだ品薄が続いている Nintendo Switch ですが、通常価格で販売されている時間が長くなり、少しずつ解消に向かっている印象です。年末年始はさらに需要が高まることが予想されますが、潤沢な供給を期待したいところです。

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