『チルドレン・オブ・モルタ ~家族の絆の物語~』は、Dead Mage が開発し、11 Bit Studios から発売されているローグライク要素を備えるストーリー重視のアクションRPG。
独特のピクセルアート(ドット絵)やアニメーション、よく練られたストーリー、家族の絆、自動生成ダンジョン、個性の異なるキャラの育成などを特徴としています。
日本語ローカライズ版は DMM GAMES がパブリッシャーを担当。2020 年 12 月 17 日に Nintendo Switch / PlayStation 4 で発売。
『チルドレン・オブ・モルタ』で主役を務めるのは、代々聖なる山「モルタ」を守護してきた「ベルグソン一家」。闇の力に蝕まれ腐敗した山に平和を取り戻すため、地下から湧き出しては土地を汚していく「魔の穢れ」と戦うことになります。
「ベルグソン家」の面々はそれぞれ個性的なスキルや戦闘スタイルを持っています。家族のなかから1人を選んで、ボスが待ち受ける自動生成ダンジョンに挑みます。
たとえば家長である父親のジョンは剣や盾を駆使して戦う戦士、長男のマークはモンク、バイオリンを趣味に持つ長女のリンダは弓使いのアーチャーといった具合です。さらにジョンの妻メリーや叔父のベン、預言者であるマーガレットお婆さんといった、プレイヤーが直接操作しない家族も登場し、ストーリーに花を添えてくれます。
シングルプレイだけでなく、オフライン協力プレイに対応。ベルグソン家の2人を操作して、助け合いながらダンジョンを進めていくことも可能です。また将来的に、オンラインCo-op(協力プレイ)も計画されています。
Nintendo Switch 版はキャラクターが密集するエリアで一部処理落ちが確認されているものの、全体としては良好。画質も悪くなく、美しいピクセルアートで描かれる世界や滑らかなアニメーションを堪能できます。
なにより携帯モードとの相性がよく、ちょっとした空き時間を利用してダンジョン攻略を進めていくのに最適です。