他ハードとつながる『Dead by Daylight』のクロスプラットフォーム対応、Switch版はクロスプレイや進行状況の共有も可能に


Dead by Daylight

 

Behaviour Interactive が手掛ける非対称マルチプレイホラーアクション『Dead by Daylight』(DbD、デッドバイデイライト)。PC / PS 4 / Xbox One といった複数プラットフォームに対応し、Nintendo Switch 版も2019年9月にリリースされました。

2020年6月にローンチから4周年を迎え、そのなかで明らかにされたコンソール(家庭用ゲーム機)版を含めたクロスプラットフォーム計画。いよいよ実装のときが近づいています。

クロスプレイ:PCとコンソール版で一緒にプレイ可能に

『DbD』のクロスプラットフォームは現在、PC 版(Microsoft ストアと Steam)でクロスプレイ機能が提供されており、またプラットフォーム間でフレンドを追加する機能であるクロスフレンド機能もベータテストとして公開されています。

Behaviour とパブリッシャーの Starbreeze Studios はプラットフォームが異なることでゲームバランスなどに影響がないよう慎重にテストプレイや検証を続け、コンソール版のクロスプラットフォームも問題がないことを確認。実装へ向けた準備が進められています。

クロスプラットフォームが実装されると、コンソール版(PlayStation 4 / Nintendo Switch / Xbox One)のプレイヤーはお互いの使用ハードを気にすることなく、一緒にプレイすることができるようになります。加えて、PC 版のプレイヤーとも一緒にプレイすることがが可能になります。

具体的な実装時期は未定ですが、“うまくいけばモントリオールに初雪が降る前には” 実装できるとのこと。早ければ10月から11月初旬くらいでしょうか。

クロスプラットフォーム実装後はゲームの安定性を確保するために慎重にデータを監視し、もし不安定になったときは一時的にクロスプレイ機能を無効にして修正に取り組んだり、あるいはクロスプレイを望まない場合は各自設定で機能をオフにすることもできます。

なお、モバイル版とのクロスプレイは今のところ計画に含まれていないとのこと。というのも、モバイル版はゲームシステムと構造が大きく異なっているため。まずは PC 版と家庭版の間でのクロスプレイのリリースを優先し、対象プラットフォームのプレイヤーにスムーズな体験を提供できるようにしたいと考えているとのこと。

クロスプログレッション:進行状況を共有

複数プラットフォームで『DbD』を遊んでいる人に朗報な、進行状況を共有できる「クロスプログレッション」機能が、2020年9月に導入されます。

クロスプログレッションに対応するのは、Steam / Nintendo Switch / Google Stadia。

これら3つのプラットフォーム上で、進行状況や購入物、インベントリを共有することができるようになります(コラボコンテンツ等は外部の権利関係の都合により一部例外が発生する可能性有り)。

現時点では上記以外のプラットフォームでクロスプログレッションを利用できるようにすることはできません。また将来的に実装できるかどうかも未定。コミュニティの要望は理解しているので、実現に向けて努力を続けていくとしています。

クロスプログレッションの方法

クロスプログレッションを行うには、Behaviour アカウントの作成が必要になります。アカウントを作成して Behaviour のサーバー上でデータを統合できるようになるとのこと。


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