『The Witcher 3』の2019年はドラマ効果もあり過去2番目に好調な売上、スイッチ版は約70万本を販売


The Witcher 3: Wild Hunt — Complete Edition

 

CD PROJEKT は4月8日、2019年度のアニュアルレポートを発行。前年度と比べ44%増加し、5億2,100万PLN(ズウォティ)となったグループ売上高など好業績を報告しました。純利益は1億7,500万PLN。前年度から60%増加しました。

Nintendo Switch 版を含む『The Witcher 3』が引き続き業績を牽引するパフォーマンスを持続したほか、iOS版がリリースされた『GWENT: The Witcher Card Game』も好調でした。

Netflix版ドラマ『ウィッチャー』の反響もあり、2019年の『The Witcher 3』は2018年を大きく上回る販売規模を記録。PC版のみで昨年並の販売数となるなど、発売年の2015年に次いで過去2番目に販売が好調な年でした。

プラットフォーム別販売シェア(本数ベース)

最後発、2019年10月に発売となった Nintendo Switch 版も全体の11%の販売シェアを確保しその伸びに貢献。3か月弱の期間でXbox One版を上回る販売となっています。スイッチ版の販売規模はだいたい70万本。

画質や、価格面でまだこなれていないといった不利な点もありながら、いつでもどこでも遊べるスイッチならではのプレイスタイルが受けて健闘しています。

販売チャネル別のシェア

販売チャネル別に見ると、年々拡大するデジタル版のシェアがついに82%を占めています(本数ベース)。

本数ベースなので、各ストアでたびたび実施される大規模セールの影響もあろうかと思いますが、加えて欲しいときにすぐ買える、ダウンロード・インストールしてすぐに遊べるといったデジタル版ならではのメリットももちろん大きそうです。

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