【ニンテンドーアカウント】二段階認証を設定して安全性を高めよう。不正ログイン・クレカの不正使用対策


 

任天堂は公式ツイッターを通じて、ニンテンドーアカウントの不正ログイン対策、あるいはアカウントに登録してあるクレジットカードの不正使用を防ぐため、二段階認証を設定し安全性を高めるよう呼びかけています。

任天堂によると、2020年4月に入ってから「ニンテンドーアカウントに不正にログインされ、クレジットカードが不正に使用された」という問い合わせが増加しています。そこで不正ログイン対策として有効な二段階認証をアカウントの安全のために設定し利用してほしいと案内しています。

任天堂が公式にこうした案内を出す程度にはまとまった数の被害が出ているようなので、現時点では不正使用の履歴がないという方であっても、二段階認証の設定をまだしていないという場合は、この機会に設定し自衛に務めましょう。

「二段階認証」を設定しておくと、ログイン時に「メールアドレス(またはログインID)+パスワード」という通常必要となる入力項目に加えて、一定時間だけ有効な「認証コード」の入力も必要になります。

ニンテンドーアカウントで「二段階認証」を設定すると、ログインする際にこれまで必要だった「メールアドレス(またはログインID)+パスワード」という入力に加え、「認証コード」の入力も必要になります。

認証コードにはスマホアプリ『Google Authenticator』を使います。発行したコードは一定時間だけ有効で、毎回変化して再利用することができないため、第三者による不正ログインを防ぐことができ、より安全にニンテンドーアカウントを利用することができるというわけです。

二段階認証の設定方法

「二段階認証」の設定方法は、公式のサポートページに記載されています。

ニンテンドーアカウントにログインした状態でメニューから「ログインとセキュリティ」>「二段階認証の設定」を選択、あとは画面の案内に従って設定を進めてください。

本人確認が完了したら、画面に表示される「STEP」にしたがって「Google Authenticator(iOS端末)」または「Google 認証システム(Android端末)」をインストールし、二段階認証の設定をします。

非公式サービスは要警戒

今回の不正使用の件、『Fortnite』のゲーム内通貨「V-Bucks」代行が原因ではないかという指摘もあるようです。一見お得・便利に見えたとしてもリスクが潜んでいる可能性があります。非公式サービスは利用を控える。あるいは、もし利用するにしても事前に内容をよく確認した上で、安易に飛びつかないようにしましょう。

不正使用が心配な方は、アカウントからクレカ情報の削除を

クレカの不正使用が心配だという方は、ニンテンドーアカウントの登録クレジットカード情報をひとまず削除しておくことをおすすめします。コンテンツ購入時にその都度入力するようにしておけば、万が一のときも損失を被ることはありません。

ただし Nintendo Switch Online など自動継続購入しているサービスがある場合、クレジットカード情報がないと更新手続きを正常に行えない場合もあるので注意が必要です。

Nintendo Switch Online 等の継続購入は、「クレジットカード」または「PayPal」。あるいはニンテンドーeショップの残高を使って行うことができます。eショップの残高が十分にあれば、残高から優先して消費されます。

プリペイドカードでその都度残高をチャージ

不正使用対策として、前払い方式のニンテンドープリペイドカードを使うのもおすすめです。クレジットカードの不正使用ではカードの限度額まで使われてしまう恐れがありますが、プリペイドカードのみの使用であれば、最悪でもチャージしてある残高までで被害を食い止めることができます。

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