2010年にWiiで発売されたモノリスソフトのRPG『Xenoblade ゼノブレイド』(Xenoblade Chronicles)の“決定版”『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』(Xenoblade Chronicles: Definitive Edition)が、2020年内の発売を目指してNintendo Switch向けに鋭意開発中です。
韓国のレーティング機関に登録されたことから、発売日決定もそう遠くないのではと思われていますが、さらに北米レーティングのESRBの審査も「T」(Teen、13歳以上対象、CERO:B相当以上)で通過。これまでの『ゼノブレイド』シリーズと同様の評価となったことが任天堂アメリカの商品情報ページから明らかになりました。
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のESRBレーティング評価はオリジナル版『ゼノブレイド』を含め過去のシリーズと変わらず「T」。ゲーム内の表現に関して何かしらの変更や規制が入ったりといったことはなさそうです。
注目はレーティングそのものよりもレーティング審査を通過したこと。ゲームが完成あるいは完成に近い開発状況にあり、間もなく発売日が決定することを期待できます。
オリジナル版『ゼノブレイド』は2010年6月10日に発売。2020年はタイトルの10周年イヤーでもあります。今年の6月10日は水曜日なので、木曜が一般的なゲームソフトの発売日を考えるとややイレギュラーなタイミングですが、10周年を強く意識するのであればこの近辺になる可能性も。一方、5月29日(金)に設定したデンマークの小売店もありました。
『ゼノブレイド』は、巨神と機神という巨大な “神の骸” の上の広大な世界を冒険するRPG。「神剣モナド」を手にしたことで未来が見える「未来視」(ビジョン)の力を手に入れた主人公シュルクが、仲間たちとともに人類の危機に立ち向かいます。
冒険の舞台となる “神の骸”は、一応エリアごとに区切られているとはいえ、起伏に富んだオープンワールド型のフィールド。街からフィールド、そしてバトルへはシームレスにつながり、密度の濃いフィールドで思い切り冒険を楽しむことができます。時間や天候の概念もあって、時間の経過とともに景色が変わるところも魅力。
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Nintendo Switch版の『ディフィニティブ・エディション』では、グラフィックがHD解像度で描きなおされているのに加えて、主要キャラクターは新たなモデリングで再構築されています。