北米:Nintendo Switch、3度目の年末商戦も好調なスタート 売れ筋商品の1つに


 

アメリカでは感謝祭の翌日11月29日のブラックフライデーから、本格的な年末商戦がはじまりました。

Adobe Analyticsが公開しているデータAdobe Digital Insightsによると、オンラインでの売上高は74億ドルを記録。過去最高だった昨年の62億ドルを19%以上更新しました。

報道によると年末商戦の中心は実店舗からオンラインでの買い物へとシフト。各ストアはネット通販に一層力を入れています。

ブラックフライデーの売れ筋商品1位は『L.O.L Surprise Dolls (L.O.L サプライズ! ファッションドール)』でした。昨年も人気でしたが、依然として人気が高いようです。2位はディズニー映画の最新『アナと雪の女王』のおもちゃ、3位と4位はEAのスポーツゲーム『FIFA 20』と『Madden NFL』でした。5位は『Nintendo Switch』。その他ではAppleの『Macbook』やワイヤレスイヤホン『AirPods』、Amazonのストリーミング端末『Fire TV』も人気だったようです。

任天堂はブラックフライデー向け商品として、『マリオカート8 デラックス』(のDL版をダウンロードできるコード)を同梱したNintendo Switch本体セットを販売。価格は299.99ドルとなっており、無料でソフトが付属するバンドルセットでした。また一部人気ソフトを20ドルオフで販売。向こうの定価は59.99ドルなので、33%オフという任天堂としては結構大きい割引が行われました。

マイクロソフトやソニーは来年末に次世代機ScarlettとPlayStaton 5をそれぞれ投入予定。両社ブラックフライデー向けのお得な商品を投入してはいますが、来年には型落ちとなってしまうために、3年目とはいえまだ比較的新しいNintendo Switchの方へ需要が集まったのではないかと見られています。

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