任天堂が9月25日に配信を開始した定番アクションレースゲーム『マリオカート』のモバイル版『マリオカート ツアー』が、2019年のiPhone市場において最もダウンロードされたゲームタイトルとなりました。アップルは2019年のApp Storeトップチャートを発表。9月後半に登場した『マリオカート ツアー』が、iPhone無料ゲームチャートの1位に輝きました。
同じくこの秋にデビューし、初週で1億ダウンロードを記録(iOS/Androidの合算)するなど盛り上がったActivisionの人気FPS『Call of Duty』初のモバイル版『Call of Duty: Mobile』は4位でした。
iPhone / iPad 無料・有料ゲームチャートのトップ10は次の通りです。
有料部門は『マインクラフト』がiPhone/iPad両方でトップ。『Stardew Valley』や『Terraria』も入っており、カジュアルな手軽に遊べるゲームも人気となる一方で、自分なりの楽しみ方を見つけ没頭できるジャンルのゲームもモバイル市場で人気となっています。
Contents
TOP FREE IPHONE GAMES
- Mario Kart Tour
- Color Bump 3D
- aquapark.io
- Call of Duty: Mobile
- BitLife – Life Simulator
- Polysphere – art of puzzle
- Wordscapes
- Fortnite
- Roller Splat!
- AMAZE!!
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TOP PAID IPHONE GAMES
- Minecraft
- Heads Up!
- Plague Inc.
- Bloons TD 6
- Geometry Dash
- Rebel Inc.
- The Game of Life
- Stardew Valley
- Bloons TD 5
- Grand Theft Auto: San Andreas
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TOP FREE IPAD GAMES
- Roblox
- aquapark.io
- Paper.io 2
- Color Bump 3D
- Magic Tiles 3: Piano Game
- Fortnite
- Polysphere – art of puzzle
- Wordscapes
- Tiles Hop – EDM Rush
- Helix Jump
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TOP PAID IPAD GAMES
- Minecraft
- Geometry Dash
- Bloons TD 6
- Plague Inc.
- Amazing Frog?
- Stardew Valley
- The Game of Life
- Heads Up!
- Terraria
- Bendy and the Ink Machine
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任天堂は2016年末にリリースした『スーパーマリオ ラン』で、一度料金を支払えば後は課金が発生しない、従来の家庭用ゲーム機用ソフトと同じ買い切り型の販売形式を採用。
アプリ自体は無料でダウンロードして序盤を遊べるため、ダウンロード数は3億を超えるまで伸びていて、任天堂IPに触れるというユーザーを増やすという面では成功しています。
しかしその一方で、 収益化に関しては苦戦。2018年3月期第2四半期の決算説明会では当時社長だった君島達己氏が「収益面ではまだ満足できる地点には到達していません」と目標未達であることを認めています。
その上で、「開発・運営を通してたくさんの学びがありましたので、今後それらを積極的に活用していきたいと考えております」と次につなげていきたい考えをコメントしていました。
『スーパーマリオ ラン』以降に配信されたスマートデバイス向けタイトルは、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』『ドラガリアロスト』『どうぶつの森 ポケットキャンプ』など。『マリオカート ツアー』も含め、基本プレイ無料のアイテム課金形式が中心となっています。