いったん沈静化へ。
「ゼルダの伝説コンサート2018」(大阪公演)にてシリーズ総合プロデューサーの任天堂・青沼英二氏が言及したことから、Nintendo Switchでリマスター/リメイク版が発売されるのでは?との憶測を呼んでいる『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』ですが、任天堂は海外メディアに対してこの可能性を否定しています。Eurogamerが報じています。
『スカイウォードソード』リメイクのリリース計画はなし、いまは
「現時点で『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』をNintendo Switchでリリースする計画はありません」
と任天堂の広報担当者はEurogamerに対して返答。いったんこの噂の沈静化を図ります。
HD化の実験はWii U時代に
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は、ゼルダ25周年の2011年にWiiで発売されたアクションアドベンチャーゲーム。Wiiリモコンプラス(Wiiモーションプラス)のモーション操作を特色としていました。
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』はまた、Wii UでHD化の実験が行われたゼルダシリーズの1つでもあります。3タイトルのHDバージョンが試作され、うち2タイトル『ゼルダの伝説 風のタクト』『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』については、最もHD映えした『風のタクト』がまずは実際にWii UでHD化。その後も2016年に『トワイライトプリンセス』のHDリマスター/リメイク版が発売されています。
携帯型ゲーム機のニンテンドー3DSでは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』がリメイク。『時オカ』以降の据置3Dゼルダ作品は順次リマスター/リメイクされていることから、『スカイウォードソード』もいずれは再訪の機会がやってくるのでしょうけれど。
というわけで、「Nintendo Switch版『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の計画は「現時点ではありません」、任天堂が回答」という話題でした。
はたして『スカイウォードソード HD』は本当に計画されていないのか、あるいは正式発表のタイミングがまだ来ていというだけなのか。
据置本編新作こそ開発期間が長期化しているゼルダシリーズですが、派生も含めると、ほぼ年に1本は何かしらのゼルダタイトルが発売されています。
このペースが今後も続くのならば、2019年もゼルダタイトルを期待できそうけれど。それが『スカウォ』リメイクなのか、携帯機チームの新作なのか、また別の未発表タイトルとなるのかどうか。