セガの歴代人気ハードがmicroSDカードになって登場


 

2018年、セガがかつて発売した家庭用ゲーム機メガドライブが30周年、ドリームキャストが20周年を迎えました。これを記念してステップファクトリーとFolloWWindが、この2機種にセガサターンを加えた3機種をモチーフとするセガ公式記念グッズ『SEGAハードコレクショングッズ第1弾 microSDカードセット』を発売します。

発売日は2018年10月29日で価格は各2,016円(税込)。サイズは16GBです。

SEGAの歴代ハードがmicroSDカードなって登場

任天堂やSCE(現SIE)と激しい普及競争を繰り広げた歴代セガハードが発売から20周年~30周年を迎えたことを記念した、メモリアルグッズプロジェクトが始動。そのプロジェクト第1弾として「microSDカードセット」が発売されます。microSD化されたのは、2018年で30周年のメガドライブと20周年のドリームキャスト、そしてその2機種の間に発売され、来年で25周年を迎えるセガサターンの3機種です。

SEGAハードコレクショングッズ第1弾 microSDカードセット 仕様

インターフェース: microSDHC
メモリー容量: 16GB
スピードクラス: クラス10
UHSスピードクラス: 1
ファイルシステム: FAT32
メモリ外形寸法: 15×11×1mm

メガドライブ microSDHCカード(16GB)+SDアダプターセット

メガドライブは1988年に発売された家庭用ゲーム機。同時期の家庭用ゲーム機としては他社に先駆けて16ビットCPUを搭載しているハードで、「アーケードゲームを家庭で遊べる」という魅力や、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』など家庭用オリジナルタイトルの充実で、国内では任天堂のスーパーファミコンやNECのPCエンジンと、海外ではスーパーファミコン(SNES)と激しい普及争いを繰り広げました。特に海外、北米市場では任天堂のSNESと互角以上の人気を獲得。セガの名は世界中のゲームファンに知られることとなりました。

セガサターン microSDHCカード(16GB)+SDアダプターセット

セガサターンは1994年に発売された32ビット機。ソニー(SCE)のプレイステーションとともに3D時代の幕開けを飾り、スーパーファミコン後期以降のゲーム市場で激しい競争を繰り広げました。海外では販売で苦戦したものの、国内では躍進。国内市場に限っては、市場投入が遅れた任天堂のNINTENDO64を上回る販売台数を記録しました。

ドリームキャスト microSDHCカード(16GB)+SDアダプターセット

ドリームキャストは1998年に第6世代(PS2やGC、Xboxを含む世代)の先陣を切って発売された、セガ最後の家庭用ゲーム機。オレンジのうずまきロゴが印象的。インターネット通信機能が標準搭載されていたり、コントローラーに液晶付きメモリーカード「ビジュアルメモリ」などを装着できる拡張スロットが備わっていることが特徴。

タッキーこと滝沢秀明さんと、当時実際にセガの専務だった “湯川専務” が出演する広告の宣伝効果などで事前の知名度・注目度は高かったものの、供給体制が整わないなかで発売を迎えたことでローンチに失敗。またソフト開発の遅れもあって、最後まで流れを掴むことはできませんでした。

3Dアクションとして復活を遂げた『ソニックアドベンチャー』や『シェンムー』『シーマン』『ジェット セット ラジオ』『スペースチャンネル5』などの個性的なタイトル。『クレイジータクシー』『バーチャファイター3tb』『セガラリー2』『バーチャストライカー2 Ver.2000.1』などアーケード人気タイトルも数多く移植されました。

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