【Nintendo Switch】パッケージ版・ダウンロード版どちらを選ぶ?それぞれの特徴とメリット・デメリット


 

かつては家庭用ゲーム機のゲームソフトといえばパッケージ版(カートリッジやディスク)を買うのが当たり前でしたが、ここ数年は「ダウンロード版(デジタル版)」も、ゲームソフトを購入する手段の1つとして定着してきました。

任天堂の家庭用ゲーム機ではニンテンドー3DSや Wii U から本格的にこの仕組が導入され、Nintendo Switch でもニンテンドーeショップにアクセスしてダウンロード版を購入して遊ぶことができます。

昔ながらのパッケージ版と、デジタル時代ならではのダウンロード版が併売。

欲しいソフトがあったときにどちらを購入したら良いでしょうか。それぞれ長所・短所があるので、このページではNintendo Switchソフトを例に、パッケージ版とダウンロード版それぞれのメリット・デメリットを紹介しています。

Nintendo Switch パッケージ版ソフト

Nintendo Switch ソフトのメディアはSDカードと同じくらいのカートリッジタイプ(ゲームカード)が採用。非常に小さいです。パッケージの中身はほとんどの場合ソフトのみ。昔のソフトのように取扱説明書はついていません。

任天堂から発売されているNintendo Switchソフトには取扱説明書および電子説明書はなく、操作方法等はゲーム内に表示される説明を見たりして確認することになります。

パッケージ版の特徴

値引きがある

パッケージ版の場合、新作であっても店頭ではいくらか割引があり、安く買えることがほとんどです。最近は再びゲームの販売価格が上昇していますが、店頭で買えば最初からいくらか値引きされた状態で購入することができます。ダウンロード版の取扱があるショップでも、パッケージ版のほうが安くなっていることが多いです。

貸し借りができる、中古で売買

パッケージ販売なら、友達同士などで貸し借りをするのも容易です。

またヤフオクやメルカリ、中古取扱のあるショップなど、遊び終わったソフトを売って次のゲームの元手にしたり、安く売られている中古品を買って遊ぶこともできます。思わぬ掘り出し物が見つかる楽しさもありますね。

限定版の存在

限定版などでは、ファンには嬉しい希少性の高いグッズが付属する場合もあります。コレクション好き、所有欲を満たせるのもパッケージ版のメリットといえます。

  • 新作でも定価の1〜2割引きで買える。
  • パッケージ版ならではの限定特典が付属する場合がある。
  • 購入することでコレクションとして並べたり、所有欲を満たせる
  • クリア後や合わなかった場合、ゲーム取扱店で売ることができる。
  • セールや中古品なら、さらにおトクに買える場合がある。

デメリット

次はパッケージ版のデメリットについて。

安く買える、限定版などで希少性の高いアイテムが手に入るなどのメリットがあるパッケージ版ですが、パッケージだからこその欠点・デメリットもあります。たとえばソフトの入れ替えの手間であったり、紛失する、損傷して遊べなくなる可能性もあります。

あるいはショップで品切れとなり、次回入荷まで時間がかかってしまう可能性もありますね。コレクションとしてモノが増えすぎると収納場所に困ったり。

  • 違うソフトを遊びたいときはゲームカードやディスクの入れ替えが必要。
  • ソフトに傷がつくと、遊べなくなる可能性がある。
  • 無くすおそれがある。
  • 数が増えると場所を取る。
  • 店頭や通販で売り切れると、実際に遊べるまで時間がかかる。

Nintendo Switch ダウンロード版ソフト

ダウンロード版(デジタル版)の特徴

ダウンロード版はどのような特徴があるでしょうか。

Nintendo Switch ソフトのダウンロード版(デジタル版)は、Switchのニンテンドーeショップや、My Nintendo Store、Amazon.co.jp、楽天ブックスなどで購入することが可能です。一部のソフトはコンビニや家電量販店などでダウンロードカード形式でも販売されています。

24時間購入できますし、基本的に品切れもありません。

最近のゲーム業界ではどんどんダウンロード版の販売割合が増えてきて、売上全体の3割から4割はダウンロード販売になっているソフトも出てきています。なぜダウンロード版を選ぶ人が増えたのでしょうか。

ダウンロード版はゲームデータが本体や記録媒体(HDD、SDカード)に保存されるため、ソフトをいちいち入れ替る手間がありません。違うソフトを遊びたくなったら、メニュー画面からソフトを選ぶだけで、すぐにはじめられます。デジタルデータですから紛失の心配もありませんし、外箱やディスク・カードの保管場所も必要ありません。

また、必ずしも全てのゲームに当てはまるわけではありませんが、ダウンロード版の場合は読み込み時間(ロード時間)が短縮され、パッケージ版よりも快適に遊べることがあります。

ソフトの発売日に、すぐに開始することができます。Nintendo Switchでは、事前にデータの殆どをダウンロードしておき、発売日当日の待ち時間なく遊び始められる「あらかじめダウンロード」という仕組みが用意されています。

  • ゲームソフトの入れ替えが不要。遊びたいソフトをすぐにはじめられる。
  • ゲームソフトを無くす心配がない。保管場所もいらない。
  • 24時間いつでも買えて、すぐに始められる。
  • ロード時間の高速化を期待できる。

ダウンロード版(デジタル版)のデメリット

ではダウンロード版(デジタル版)の欠点・デメリットにはどんなものがあるでしょうか。

新作は基本的に定価販売であったり、購入したソフトが自分に合わない、もう遊ばなくなったソフトを売ることができないといった価格面でのデメリットがあります。

遊び終わって不要になっても中古へ売ることができませんから、売って次のソフト購入の足しにするといったこともできません。貸し借りも難しいですね。

以上、ゲームソフトを買う上でのパッケージ版とダウンロード版(デジタル版)それぞれのメリット・デメリットでした。

ざっくりいうと、

  • パッケージ版:安く買える。中古へ売り買いできる。限定版の存在。管理に場所を取る。
  • ダウンロード版:すぐに買える。売り切れの心配もない。でも値段は定価のことが多い。データだけなのでかさばらない。

任天堂プラットフォームでは、Wii U / 3DS からはじまったパッケージタイトルのデジタル販売。ニンテンドースイッチで任天堂は、これまで以上にダウンロード版をイチオシ。マイニンテンドーのゴールドポイント付与も、ダウンロード版はパッケージ版の5倍と優遇されています。

「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」で任天堂ソフトがかなりお得に

さらに「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」がダウンロード購入を強力にプッシュ。対象のダウンロード2本を9,980円(1本あたり4,990円)で購入できるという Nintendo Switch Online 加入者限定特典です。

たとえば7,920円の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』も、7,678円の『ファイアーエムブレム 風花雪月』も、8,778円の『アストラルチェイン』だってチケット1枚(4,990円相当)で引き換え可能。

このカタログチケットがあることで、半端なセールでは安く見えないようになってしまいました。

チケットの有効期限は購入から1年間(365日)。

欲しい任天堂・ポケモンソフトが複数あるなら利用しない手はありません。

ダウンロード版をたっぷり遊ぶために保存容量を増やそう

テレビの前だけでなく、ドックから取り出して携帯機のようにも遊べる Nintendo Switch は、ダウンロード版との相性がこれまでのハード以上に良いと感じています。遊びたいときに、HOMEメニューからアイコンを選ぶだけですぐにゲームをはじめることができます。

しかしそんなSwitchも欠点が。それは本体の保存容量が32GBと小さいこと。ソフト本編のデータや追加コンテンツ、更新データ、セーブデータ、スクリーンショット、動画とあらゆるデータが保存されるのに、このままでは十分とは言えません。最初の1枚なら128GB、たくさん遊びたいなら256GB以上あると当面は安心です。

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