Nintendo Switch / Wii U 対応ソフトとして、任天堂から2017年3月3日に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。“ゼルダのアタリマエを見直す” をテーマに掲げ、オープンワールドの新しい『ゼルダの伝説』を見事に作り上げた傑作ですが、12月8日に配信されたDLC第2弾「英傑たちの詩(バラッド)」をもって、そのプロジェクトが完結したことが、シリーズ総合プロデューサーの青沼英二氏から報告されました。
ゼルダの伝説 BotW プロジェクトが完結、次回作へ向けて動き出す
青沼 今回のバイクは、いわゆるトライアルバイクで、うまくジャンプを使えば山も登れるので、ぜひ試してほしいですね。そして、『ブレス オブ ザ ワイルド』にとっては、これでうまくフィナーレを飾れたなという気がしています。
via: ファミ通.com
ファミ通とのインタビューの中で、青沼氏は「『ブレス オブ ザ ワイルド』にとっては、これでうまくフィナーレを飾れたなという気がしています」と、追加コンテンツ第2弾「英傑たちの詩」の配信をもってこのプロジェクトに区切りがついたことを報告。ゼルダシリーズにとって初の試みとなった追加コンテンツで、開発チームは製品版の発売後も作品と向き合い続けてきましたが、今後さらなる追加コンテンツは無いことが確認されました。
ゼルダ次回作へ
インタビューで青沼氏は「もちろん、今後も『ゼルダ』シリーズは続いていきますし、これだけ皆さんに支持をいただいた『ブレス オブ ザ ワイルド』ですから、これに負けないユニークなものを作っていきたいと思います。それが、いつになるかというと、難しいところはありますが、お待ちいただけるとうれしいです」とコメント。
2017年最高なだけでなく、史上最高のゲームというこれ以上無い評価もある『BotW』を超えることを期待される次回作に対するハードルは極めて高いものの、「また楽しい開発を続けていきたいと思いますので、ご期待ください!」と締めくくりました。
ちなみに、先日発売された『ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 THE LEGEND OF ZELDA BREATH OF THE WILD:MASTER WORKS ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス』の中で、任天堂のゼルダ開発チームがネクストゼルダへ動き出していることが確認されています。
TGA 2017 の GOTY 受賞スピーチで青沼氏は、「この賞をいただいた喜びを胸に、私たちはこれからも、皆さんの期待に応えられるような、素晴らしい、驚きに満ちた『ゼルダ』を作っていこうと思いますので、ご期待下さい」と今後のゼルダについて力強く宣言していました。
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