Nintendo Switch のローンチソフトとして、そして任天堂の Wii U の締めくくりとして2017年3月3日に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。荒廃したハイラルにも村や宿があり、人々が生活している姿を見ることができますが、一種のトリビュートでしょうか、2015年7月に亡くなった岩田聡 前任天堂社長との共通点を多く持つキャラクターもゲーム内に登場しています。
ゼルダ BotW:岩田聡氏へのトリビュート
“何事も、用心するに越したことはない。冒険のための装備ならまかせてくれ!”
ひょっとして岩田聡氏ではないか?と話題になっているのは、「平原外れの宿」周辺で出会うことのできる「Botrick (ウドー)」という男性 NPC。岩田氏と同じくセンター分けの髪型で、メガネをかけています。
ウドーはこの辺りを見回りしていて、付近の情報、たとえば「闘技場」について教えてくれたり、「サトリ山」のヌシに関する情報を提供してくれるキャラクターです。
「サトリ山」は英語名でも「Satori Mountain」となっていて、「聡 (Satoru)」と似ていることも、ウドー=岩田聡トリビュートではないかという根拠の1つになっているようです。
また「サトリ山」の山頂へ行くと、まるで手向けのように咲き誇る1本の大きな桜の木と小さな池を見ることができます。これも意味深。さらにウドーの言うとおり、「ヌシ」に出会えることもあるかもしれません。
任天堂がウドーのモデルが岩田氏であると発表しているわけではないので、実際にモデルになっているのかどうかは不明です。とはいえ、岩田氏との共通点を複数持っており、「サトリ山」という連想したくなるヒントをくれるウドー。旅の途中で出会えたら話しかけてみるといいかもしれません。
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