2017年12月10日時点で、世界累計 “販売” 台数1000万台を突破したことが任天堂から発表された Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)。初めての年末商戦を、発売開始以来続いている品薄状態の中で迎えています。
任天堂は1000万台突破のリリースで、日米欧の主要市場の中でも特に品薄になっている国内市場向けに、「12月はこれまで以上の出荷を計画している」とコメント。実際、この週末は多くの店舗にスイッチ本体が入荷し、おもちゃ・ゲーム売り場は年末商戦期らしい活況となっている様子を確認できました。
J-CAST ニュースの取材によると、任天堂は2018年3月末までの3か月に600万台を増産する計画。今期の計画がさらに上振れしている可能性があります。
品薄状態が続き、購入できていない消費者に対しては、「まだお手元に届いていない人もいるので少しでも届けていきたい」と、2018年3月末までの3か月に600万台を増産する計画という。
via: J-CAST ニュース
J-CAST ニュースが任天堂に対して、スイッチの出荷状況について取材したところ、任天堂は具体的な出荷台数については明らかにしなかったものの、「12月は国内向けにこれまで以上の出荷を計画している」とプレスリリースの通りに回答。
長く品薄状態が続き、購入できていない消費者に対するサポートについては、「まだお手元に届いていない人もいるので少しでも届けていきたい」と述べ、“2018年3月末までの3か月に600万台を増産する計画” を明かしたということです。
任天堂は当初、2017年4月〜2018年3月末までにスイッチ本体を世界1000万台出荷する計画でした。ただ、世界的に人気が続いていることから、10月にこれを上方修正。18年3月末までに世界1400万台出荷に引き上げました。
“18年3月末までの3か月に600万台を増産” という話が、10月の修正値からさらに600万台増を見込める(これだと年度は2000万台に)のか、1100万台前後と思われる現時点の累計出荷台数に加えて600万台を出荷(こちらだと概ね計画通り)なのかで意味合いが違ってきます。ただ品薄の解消や、オンラインサイトを中心に、定価を上回る価格で取引されている、好ましくない状況の是正へ向けた任天堂の取り組みは、まだしばらく続いていそうです。