“モノリスソフトのブランドイメージとは異なる、意欲的なプロジェクト”
2017年冬の発売へ向け、『ゼノブレイド2』を開発中の任天堂子会社モノリスソフトが21日、新プロジェクトの始動を発表しました。
彼らが今回大々的に募集しているのは、“アクションゲームの開発経験者”。新プロジェクトは、モノリスソフトのブランドイメージとは異なる意欲的なプロジェクトとなるそうです。
モノリスソフト、アクションゲーム開発経験者を含むスタッフを募集
募集職種は以下の通り。新プロジェクトは東京スタジオ勤務となるようですが、公式サイトではそれ以外にもプログラマーやプランナー、デザイナー等も募集中です。なお、モノリスソフトの従業員数は2017年4月末現在で133名(うち男性74.8%、女性25.2%)。
テクニカルアーティスト
モデリングTA
リギングアーティスト・アニメーションTA
エフェクトTA
プログラマー
キャラクタ制御プログラマー(アクションパート)
ツール/環境整備プログラマー
システム/フレームワークプログラマー
プランナー
プランナー(アクションパート)
マッププランナー(レベルデザイナー)
クエストプランナー
デザイナー
キャラクターモデラー
マップモデラー
インゲームアニメーター
イベント制作スタッフ
メインキャラクターデザイナー
コンセプトアートデザイナー
マネージメント・サポート
プロジェクトマネージャー
公式サイトでは新プロジェクトのコンセプトアートと思われる剣士のイラストや、遺跡を前に佇むナイトのイメージ画像が掲載。
募集要項から、アクションゲーム制作経験はもちろんのこと、オンラインゲームに関する知識や中世・ファンタジーの知識が豊富な方が求められているようです。ジャンル詳細や対応プラットフォームは不明です。
『ゼノギアス』や『ゼノサーガ』『ゼノブレイド』『ゼノブレイドクロス』など一連の “ゼノ” 冠シリーズ、『バテン・カイトス』シリーズを開発した実績から、RPGのイメージが強いモノリスソフトですが、過去には『DISASTER DAY OF CRISIS -ディザスター デイ オブ クライシス-』や『ソーマブリンガー』といったアクション要素の強いゲームも制作。
また親会社である任天堂の部分受託として、『スプラトゥーン』『スプラトゥーン2』『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『ピクミン3』などの制作にも携わっています。
モノリスソフトの高橋氏はE3 2017で、『ゼノブレイド』の持つリニア構造とシナリオ主導型とは別に、『ゼノブレイドクロス』のオープンワールドや自由な探索、オンラインにフォーカスする方向性は今後も継続していくとの考えを示していました。
この考え方が『ゼノ』シリーズに限ったものでないのだとすれば、新プロジェクトは『ゼノブレイドクロス』のような自由な探索、バトルと強化に重きを置いた、ハック&スラッシュゲームになる可能性もありそうです。