供給力不足が懸念されている、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」ですが、販売地域が拡大し、8月よりアルゼンチンでも現地の販売代理店を通じて取り扱いがはじまるようです。
南米のゲーム市場といえばブラジルが有名ですが、第2の大国アルゼンチンでも任天堂のゲームが発売。
アルゼンチンのメディア Cultura Geek が報じているもので、事情を知る関係者によれば、Nintendo Switch は8月15日にアルゼンチンで発売。セット内容はアメリカのモデルにアルゼンチン向け電源を付属したものになるそうですが、公式サービスや保証を備え、チリで任天堂製品の公式ディストリビューターを担当する業者を通じて、Frávega や Compumundo、Garbarino、Musimundo など複数の小売で販売されるとのこと。予約受付は7月28日より開始。
ブラジルと同様にアルゼンチンでも関税等の税金の問題があるのか、あるいは流通コストが嵩むのか、価格は1万3500ペソ(約8.6万円)と日本の価格と比べてもかなり高額。ソフトも800〜1999ペソ(約5100〜1万2800円)程度となっています。手に取りやすいよう、ローンチキャンペーンとして本体を予約購入すると対象ソフト1本が半額になる割引が行われます。
任天堂は、南米市場から一時撤退していましたが、Nintendo Switch を機にブラジル市場へ再参入。昨年話題となった『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ (NES Classic Edition)』も発売されたそうで、徐々に南米でのビジネスが戻ってきているようです。