古くから任天堂プラットフォーム向けにソフトをリリースしている Shin’en Multimedia が、Wii U eショップでリリースした『F-ZERO』ライクなレースゲーム『FAST Racing NEO』。
近未来を舞台にしていることや反重力の超高速レースというジャンルなど『F-ZERO』と共通する面もありながら、フォロワータイトルだけで終わらず、ブーストシステムなど独自要素も備わっていて、1つのタイトルとして評価されスマッシュヒット。海外では任天堂協力のもとでパッケージ版も発売されました。
その流れをくむ Shin’en のレースゲーム新作『FAST RMX』が、Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) で発売予定です。
Contents
『FAST RMX』とは?
Shin’en の CEO を務める Manfred Linzner 氏によると、『FAST RMX』は『FAST Racing NEO』と共通のベースを共有こそしているものの、新しい Nintendo Switch 用にあらゆる要素を見直し、よりエキサイティングな体験をもたらす新作タイトル。『FAST Racing NEO』と比較してゲームボリュームはほぼ倍増。新しいビジュアルエフェクトが追加されたり、多くの改善が施され、Switch 向けのタイトルとして作り直されています。
1080p かつ 60fps が実現
Wii U では難しかった 1080p 解像度かつ秒間 60 フレームが、Nintendo Switch で実現。
TVモードで画面分割の4人対戦を行う場合でも、1080p の 60fps を維持したゲームプレイが可能です。
様々なプレイスタイルに対応
Nintendo Switch の特徴でもある3つのプレイスタイル「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」。『FAST RMX』はこの全てで快適に遊べるようすべてのコントローラーに対応。2つのJoy-Conを使うスタイルはもちろん、1つのJoy-Conでもプレイ可能。また Pro コントローラーにも対応しています。TVモードから携帯モードへの切り替えも問題ありません。
最大4人の画面分割マルチプレイでも、全てのコントローラの組み合わせに対応。本体を持ち寄って最大8人のローカルマルチプレイを楽しめるほか、オンラインでも最大8人のマルチプレイを楽しむことができます。
HD振動
Nintendo Switch で採用された「HD振動」にも対応。
単純なオン/オフの振動ではない、何かに衝突した際にマシンのどこで何が起きたのかを感じ取ることができ、より没入感が深まります。
追加コンテンツについて
『FAST Racing NEO』では後から追加コンテンツがリリースされましたが、『FAST RMX』では今のところ未定。というのも Shin’en が開発できたコンテンツすべてが予め収録されているためで、今はゲームのリリースに集中しているとのこと。
発売日・価格
北米での配信開始は2017年3月3日、Nintendo Switch 本体と同時発売です。価格は19.99ドル/19.99ユーロ。
日本配信は未定ですが、これまでと変更無いのであればアークシステムワークスからの発売が期待されます。