11月の世界ローンチが近づいてきた、ニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』。体験版の配信もスタートしていますが、iPhone/Androidで配信中のリアルワールドゲーム『Pokémon GO (ポケモンGO)』をきっかけとした『ポケモン』に対する注目度の高まりは、最新作にとっても強い追い風となっているようです。
『XY』を超えた『ORAS』の予約数をさらに上回る勢い
任天堂の報告によると、『サン・ムーン』の予約は好調に推移しており、完全新作『XY』と同等か地域によっては大きく上回る予約状況となった『オメガルビー・アルファサファイア』を、特に欧米市場でさらに大きく上回る伸びとなっています。欧米と比較すると少し動きが鈍く見える日本市場でも『ORAS』を上回る水準となっており、今週末から放送されるテレビCMでさらに需要を喚起していきたい考えだということです。
ちなみに、2014年11月21日に発売された『ポケモンORAS』は年内935万本を販売(累計1318万本)。現在の予約状況や海外のポケモン熱再燃を見ると、『ポケモン サン・ムーン』はそれを上回る年内1000万本達成も視野に入ってきそうです。
年始以降の動き次第では、現在3DSトップセラータイトルである『ポケットモンスター XY』の累計1564万本を抜く可能性も。
体験版は既に350万DLを突破
また、10月18日より配信が開始されている “特別体験版” は世界350万ダウンロードを突破。この数字は過去に3DSで配信されたどの体験版と比較しても最高の出足になっているということです。
『ポケットモンスター サン・ムーン』では、『ポケモンGO』からポケモンに触れて、本編RPGのポケモン世界が気になるという方も楽しめるのはもちろん、初代『赤・緑・青・ピカチュウ』に登場するポケモンが異なる姿で登場するなど、以前からのファンに強く訴求する要素が含まれています。