コナミ、品質向上が『ウイイレ(PES)』シリーズの売上回復につながると期待


 

EAの『FIFA 17』に先んじて発売されたコナミのサッカーゲーム『ウイニングイレブン』シリーズ最新作『PES 2017 (ウイイレ2017)』。売上が低迷している『ウイイレ』シリーズですが、コナミはゲームクオリティの向上がシリーズの売上回復につながると見込んでいます。

「今年の『PES 2017』の高評価を嬉しく思っています」とシリーズのグローバルプロダクト&ブランドマネージャーの Adam Bhatti 氏は MCV に対してコメント。

『PES 2017』は Metacritic において、Xbox One 版が89、PS4 版が87という、非常にポジティブなレビュースコアを獲得しています(記事公開時)。

チームはシリーズの開発方針やその方向性を信じてプロジェクトを進めていて、この2年はそれがメタスコアにも反映。近年で最も高い評価を獲得し、全体の改善点や方向性が間違っていなかったことを証明していると Bhatti 氏は指摘。

『FIFA』や才能ある EA の FIFA 開発チームをリスペクトしつつ、自分たちのゴールはフットボールゲームの代名詞として『PES』を確立することにあると強調します。

そうなるためには、求められる品質の維持と向上に今後も努めていく必要があり、Bhatti 氏も当然そのことを理解。ここ数年の取り組みが実を結んで高評価を得たことで満足せず、今後もシリーズの改善と成長に取り組んでいくとしています。そうすることで売上もついてくるだろうと。

まずは『PES 2017』で、来年にかけて配信されるダウンロードコンテンツを通じてゲームの満足度を高めていく考えです。

評価は改善できても売上の回復の道のりは容易ではありません。『PES』は依然として苦戦を強いられています。ダウンロード販売を抜きにすれば、『PES 2017』の売上は前年比で3%減少する出足となっています。

ウイニングイレブン2017
メーカー: コナミ
開発: ウイニングイレブンプロダクション
ジャンル: サッカー
発売日: 2016-09-15
プレイ人数: PS4版1-4人(オンライン時:最大22人)/PS3版1-7人(オンライン時:最大22人)
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