Take-Two Interactive Softwareが3日、2014年12月31日を末日とする2015年3月期Q3(10-12月期)業績を発表しました。
Q3の売上高は、前年同期比71.5%マイナスの5億3110万ドル。営業利益は89.1%マイナスの6561万ドル、純利益は93.0%マイナスの4009万ドルでした(GAAPベース)。前年度、記録的な売り上げを見せた『GTA V』ローンチの反動から、今期は大きく減少する結果となっています。
Non-GAAPベースの売上高は事前予想の7億4500万〜7億6000万ドルを上回る、前年同期比24.2%プラスの9億5397万ドル、営業利益は24.2%プラスの2億6863万ドル、純利益は0.4%プラスの2億1160万ドルでした。
10-12月期は主に『GTA V』や『GTA Online』、『NBA 2K15』『WWE 2K15』『Borderlands: The Pre-Sequel』『Sid Meier’s Civilization: Beyond Earth』が収益に貢献。デジタルコンテンツも拡大を続けており、前年同期比64%プラスの2億1720万ドルを販売(Non-GAAPベース)。仮想通貨やDLC、オンラインゲームへの消費も23%伸び、デジタルコンテンツ全体の36%を占めているとのこと。旧作のリピートは『GTA V』や『Borderlands 2』を中心に1億370万ドルを販売しました。
Q3のハイライトとしては、PS4/Xbox One版『GTA V』が1000万本近いセールスを記録。PS3/Xbox 360版とあわせて累計4500万本以上を販売しているとのこと。3月にはPC版も登場予定で、さらに数字を積み重ねていくことが期待されています。右肩上がりの売り上げが続くシリーズ最新作の『NBA 2K15』も、これまでに550万本と好調なセールスが報告。
ホリデーシーズンの好調な販売結果を受けて、T2は前回引き上げた通期業績の見通しをさらに2億ドルほど上方修正。Non-GAAPベースの売上高は16億5000万から17億ドルを見込みます。
旧作のリピートに加えてPC版『GTA V』や『Evolve』、『Borderlands: The Handsome Collection』等がローンチを迎えるQ4の売上高は4億1000万〜4億6000万ドルの見込み。