任天堂の宮本茂氏はIGNのインタビューで高速レーシングゲーム『F-ZERO』について言及し、ファンが『F-ZERO』フランチャイズの新作を大いに期待していることを認識している一方で、新作を開発するに相応しいアイデアの捻出に苦労しているとコメントしています。


「ファンの皆さんが『F-ZERO』新作を遊びたがっている事は確かに理解しています」と宮本氏は言います。「どこで苦心しているかというと、『F-ZERO』を真に素晴らしいゲームとして回帰するための斬新なアイデアが出ていないということです。『マリオカート8』で導入した反重力を介して『F-ZERO』への繋がりを見ることもできますし、そうなるのもわかりますが、新しい『F-ZERO』がどの方向へ進むのか、現時点ではわかりません」

「過去、任天堂は他企業との連携にトライしました。他企業に『スターフォックス』や『F-ZERO』のようなゲームを開発をしてもらいました。ですが任天堂は考えれば考えるほど、これらのゲームを任天堂の手で内部開発出来ることを好むようになりました。

そのためにもちろん任天堂は、もっとたくさんのプロジェクトを同時に取り組んでいけるよう、内部スタッフを増やすことに取り組んできました。そうすることで新しいゲームの開発や、以前からあるIPの続編、さらに人々が見たがっているその他主要フランチャイズを維持出来ています」

宮本氏は、Wii U発売前にも海外サイトで『F-ZERO』の新作について「非常に興味がある」とコメントする一方で、単純にグラフィックを綺麗にするだけでは物足りなさそうな、どう進化させるべきなのか悩んでいる様子でした。

『マリオカート』に『F-ZERO』の反重力が導入されることで、さらに独自要素が薄くなってしまいますが、音速を超えるスピードで30台が入り乱れる唯一無二のレーシングゲームですし、なんとか新作を期待したいところです。

また内部開発が好ましいとしてスタッフを増やしているということですが、ここ最近の開発スタイルを見るに、本社スタッフの直接的な増員と共に、任天堂プロデュースによる独立系デベロッパーと関わり合いを強めている事も指しているのかなという印象ですね。

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