継続的なアップデートで、ユーザーの関心を捉えているWii U『Splatoon(スプラトゥーン)』。2016年1月までのアップデートが、Nintendo Direct 2015.11.13 で発表されていますが、今後のアップデートや有料DLCに関する計画、3DSへの対応などについて、阪口翼氏とともに共同ディレクターを務めた天野裕介氏や、プロデューサーの野上恒氏が海外メディアGameInformerで語っています。

1人用モードの拡張や、スピンオフの可能性は

Splatoon - ヒーローモード

オフラインの1人用ゲームモードとして用意された「ヒーローモード」。インクリングがタコ軍団オクタリアンとの戦いに挑む、マルチプレイモードでは語られることのないスプラトゥーンの世界観を掘り下げると共に、対戦へ向けた操作方法やテクニックのチュートリアルも兼ねたモードとなっています。

ナワバリバトル等のオンラインマルチプレイだけでなく、このヒーローモードもユーザーに楽しまれているモードの1つですが、1人用モードの拡張やスピンオフ展開の可能性はあるのでしょうか。天野氏は盛り込みきれなかった要素があるとして、もし行なうとすれば単にステージを追加するだけではなく、もっと大規模な更新を行いたいと意欲を見せます。一方の野上氏は、ゲームの2つのモード(シングル/マルチプレイ)は密接に繋がっているとの考えから、1人用を切り離したスピンオフタイトルをリリースす計画は今のところ無いんだとコメントしています。

ヒーローモードは最近の任天堂らしく、ゴール地点がわかりやすいシューターというよりも3Dアクションになっていて、スポンジなどギミックも凝ったものが多く登場。マルチプレイとは一味異なる楽しさがありました。発売されることは当面無さそうですが、任天堂が最近取り組む本編のリリース間隔を埋めるスピンオフ展開が今後も続くのであれば、新作までに何かしらを期待できる余地はありそうです。

ブキ追加の更新は2016年1月まで。フェスやバグ修正・バランス調整はその後も継続

WiiU_Splatoon_update201511_gear

Nintendo Direct 2015.11.13 にて、広報室の森本氏から「スプラトゥーンは来年1月まで継続してバージョンアップを行い、今後もステージや装備の追加や、ゲームバランスの調整を行っていきます」と発表がありました。2人の回答も公式に準じて更新は2016年1月までとコメント。

ただし、すべての更新がそこで終了するわけではありません。1月以降もフェスは開催されますし、バグフィックスやゲームのバランス調整といったサポートは必要に応じてもちろん継続していくとのこと。

また、以前にも阪口氏がコメントしていましたが、これからも有料DLCは考えていないと改めてコメントしています。

4時間2ステージ制のサイクルについて

4時間2マップ制のステージサイクルについては、ステージを見て最適なブキやギアを考えるというゲームの構造に影響してくるのですぐに変更することは考えていないとの回答。それでもユーザーから要望があるのは理解しているとして、将来的に変更を加える可能性を示唆しました。

現行システムでは1日遊んでも出会えないステージがあったり、それ以前に選ばれるステージが偏っているという問題も。1度に3ステージ、4ステージ制に増やすのが難しいのであれば、4時間という更新サイクルを短くするなどの修正を期待したいですね。

ボイスチャットについて

発売時点では採用が見送られた「ボイスチャット」機能。その後の更新でプライベートマッチが追加され、友人同士の限定的なコミュニティで遊べるようになりましたが、任天堂が直接この機能を実装する予定は無いそうです。ただオンラインにおけるコミュニケーションの手段としてボイスチャットを否定しているわけではなく、野上氏は有志が制作した「イカデンワ(ikadenwa.ink)」をとても面白い、またありがたいツールとして紹介しました。

3DSへ展開するのは難しい

任天堂では最近、Wii Uと3DSとのマルチプラットフォーム、いわゆる縦マルチ展開が行われるケースも出てきました。たとえば『スマブラ3DS/WiiU』だとか。『スプラトゥーン』では、キーフィーチャーの1つであるインクをビシャビシャ塗る要素を理想的な形におさめるのに多くの時間を費やしたそうで。3DSの制約がある中でゲームを実現するのはかなり難しいと思うとして、3DSへの展開は否定的。

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