KDDI (au) は9月20日、博報堂と共同でリアルでもデジタルでも全国の動物園を楽しめるサービス『one zoo (ワン ズー)』の提供を開始しました。アプリの対応プラットフォームは iOS。Android向けにも後日対応予定。au 以外のユーザーも利用可能です。
「one zoo」は、KDDI(au)が提供する、人と動物たちをひとつにするサービス。
利用者は「one zooアプリ」を通じて、全国の動物園が協力して撮影し、毎日配信される「one zoo」オリジナルの動物動画コンテンツ「いつでもどこでも動物」を視聴できるほか、
お気に入りの動物動画を登録したり、実際の動物園をもっと楽しめるよう動物園からのニュースをチェックしたり、施設情報や園内マップを確認したり、
遊びに行った際にはスタンプラリーをしたり、音声ガイドで解説を聴くといったことが可能です。
第1弾として「one zoo」と提携している動物園は、「旭川市旭山動物園 (北海道)」「よこはま動物園ズーラシア (神奈川県)」「天王寺動物園 (大阪府) 」。提携動物園は順次拡大予定。
「one zoo」は現在、無料で利用可能ですが、12月をめどに有料プラン(500円/月)も開始する計画です。
有料会員になると動画が無制限で見放題となるほか、リアルタイムで動物園の動物の様子が視聴できるライブ動画も視聴可能になる予定。また動物園のイベントへの招待や、動物園の入園料が割引となるクーポンの発行などがあるとのこと。
サービス利用料の一部は全国の公立動物園に寄付され、動物園施設の修繕などに利用されます。そのためユーザーは「one zoo」を通して、動物園の維持・発展に貢献することができます。
動物園は「経営困難」「デジタル化の遅延」などの課題を抱えていることから、KDDIは「one zoo」のアプリ利用者の動向を統計的に分析し、動物園の動線設計などに活用することで、動物園の集客力向上や経営課題の解決に貢献していきたいとしています。
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