9月6日午前3時8分ごろ、北海道胆振地方中東部を震源とする地震が発生しました。災害時の情報収集や連絡用の手段として欠かせないスマートフォン・タブレット等のスマートデバイスですが、今回のように長時間の停電も重なると、バッテリーの残量も気になるところ。
iOSでは端末の消費電力を抑える「低電力モード」、Android端末にも「バッテリーセーバー」機能が備わっています。設定することで、余分な機能をオフにすることができ、バッテリー持ちを長くすることができます。
iOS端末のバッテリーを長持ちさせる省エネ設定
低電力モード
iPhone / iPad といったiOS端末には「低電力モード」を設定することができます。「設定」>「バッテリー」>「低電力モード」と進み、「低電力モード」をオンにします。設定がオンになっていれば、バッテリー残量を示す電池の色が緑からオレンジ(黄色)に変化します。
「低電力モード」では、メールの自動取得やHey, Siri、Appのバックグラウンド更新・自動ダウンロードなどが抑えられ、バッテリー持ちを長くすることができます。
通知をオフ
便利な通知機能ですが、災害時は別。「設定」>「通知」へと進み、速報で通知が必要なもの以外すべてオフにします。
Wi-Fi、Bluetoothをオフ
Wi-Fiをオンにしておくと、周囲で接続できるWi-Fiがないか常に検索します。これが結構消耗するので、Wi-Fiに接続するエリア以外ではオフにしておきましょう。またBluetoothも必要でなければオフにしておきましょう。
その他
一部のアプリでは位置情報を取得します。これもバッテリーを消耗するので切っておきましょう。
「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」で設定できます。
また、画面の明るさを下げておくのも有効です。コントロールセンターまたは「設定」>「画面表示と明るさ」から設定可能です。
他の機器を使う
便利なスマホですが、SNSではデマ情報などのノイズも。そんなときは乾電池1個でも動く小型ラジオなどがあると便利です。重要なときのためにスマホを温存し、広域の情報収集を他の機器に任せてみるのもおすすめです。