被災地の観光復興を目指して先日提携が発表された、『Pokémon GO (ポケモンGO)』を開発・運営する Niantic と東北3県・熊本県のコラボですが、宮城県は8月30日、イベント開催やレアポケモン出現のための改修などに伴う関連経費3000万円を、2016年度一般会計補正予算案に計上する方針を固めました。
内訳は、宣伝費が1500万円、被災3県と熊本県で開催するイベント費用が1000万円、Niantic のシステム改修費が500万円。
10月にイベントを開催
宮城県では10月にイベント開催を予定しており、まずこの費用として1000万円を計上。イベントでは『ポケモン』のゲームで遊ぶ広場を開設するほか、宮城・福島・岩手の被災3県と熊本県の特産品を販売するブースも設置。数万人規模の参加を見込んでいます。
「ポケストップ」を示した被災地の周遊マップを作成したり、『ポケモンGO』公式サイトやポケモン関連のテレビ番組で被災地の取り組みのPRも行われるとのこと。
海外限定のポケモンをゲットできる…かも?
『ポケモンGO』もアプリ配信から1ヶ月以上が経過。熱狂も落ち着いて、効率的なプレイ方法も確立されつつあります。
地方へ行くよりも都市部の方が遊びやすい現状、単に「ポケストップ」や「ジム」があるだけでは都市部からの集客は難しく、どんな手でユーザーを呼びこむのかが注目されています。
今回宮城県はケンタロスやバリヤード、ガルーラといった海外でしか出現しない限定ポケモンを、期間限定で被災地に出現させられないかを Niantic に提案していることが明らかに。期間限定だとしても、被災地限定ポケモン案が実現すれば、行く理由の1つにはなります。
ケンタロスいないなと思ったら北米限定だったんですね。ちなみに日本を含むアジア限定はカモネギ。結構出ます。