PCやMacでマウス操作をしているときに、ドラッグ&ドロップが上手くいかない、クリックの挙動がおかしい(シングルクリックしたはずなのにダブルクリックになってしまう)などが増えてきました。
何年も同じマウスを使ってきているので、そろそろ製品寿命なのかなと思ったけれど、どうやら「チャタリング」という現象が起きている可能性もあることがわかりました。
このページでは、マウスのチャタリングについて、チャタリングが起こった時の対処方法を紹介しています。
チャタリングとは?
マウスのチャタリングとは、ドラッグしたはずなのに途中で外れてしまったり、シングルクリックをしたはずなのにダブルクリック扱いになるなど、マウスのボタンを操作した際に生じる振動に起因した接続部の不具合のこと。
我が家では Logicool の「M557」を使っていますが、どうやらこのマウスにも、選択が途中で外れてしまうなどチャタリングと考えられるような症状が増えてきました。非常に使いにくい。
バッテリーの問題かも?と電池を取り替えたり、汚れが溜まっているのかも?とできる範囲で掃除をしたりしても改善しないし、そろそろ寿命がきて買い替えどきなのかな?とも考えました。しかし改善できるかもしれない方法があると知り、試してみることに。
マウスのチャタリングは、内部に溜まった静電気が原因で発生する?
チャタリングが発生し、非常に使いにくくなっていた我が家のマウス。長年使ってきたことで、マウス内部が機械的な故障を起こしているものと考えていましたが、しかしこれを改善できる(かもしれない)対処方法があるんですね。
調べてみると、マウスのチャタリングは「マウス内部に溜まった静電気が原因で発生している」場合もあるのだとか(76bit Cafe)。そのため、静電気を解放してやると、症状が改善する可能性があるそうです。簡単にできるようなので、さっそく試してみることにしました。
マウス内部に貯まっている静電気を開放する方法
マウス内部に貯まっている静電気を開放するまでの手順は簡単。
- まず、マウスの電池を抜きます
- 左右のボタンをひたすらクリック(10秒ほどでOK)
- 電池を入れ直します
これだけ。試してみると、たしかに症状は改善。選択が途中で外れることが減りました。少なくともやる試す前よりは改善している印象です。
故障でそろそろ買い替えかなと思っていた「M557」ですが、もうしばらくは使えそう。ロジクールのマウスはチャタリングを起こしやすい機構になっているそうで、同じロジクール製のマウスを使っている限りは、チャタリング解消方法を覚えておいたほうが良さそうですね。
ちなみに Windows では「チャタリングキャンセラ」というフリーソフトもあるみたいです。