徐々にその姿が見え始めた、USJの任天堂テーマエリア「SUPER NINTENDO WORLD スーパーニンテンドーワールド」ですが、開業まで少し遅れることとなるようです。USJの運営元ユー・エス・ジェイの親会社であるコムキャストのCEOブライアン・ロバーツ氏が語っています。
ロバーツ氏はユニバーサル・オーランド・リゾートに建設中の4つ目のパークの完成が新型コロナウイルスの影響で当初計画よりも後ろにずれ込む見込みであることを明かし、同様にユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパーニンテンドーワールド」についても、オープンが当初発表よりも遅れる見通しであるとカンファレンスコールで語っています。
「テーマーパークが再開することは間違いありません。そうなれば、積もり積もった需要の後押しを受け大きな利益を生むと信じています」
米国のテーマパークは、コロナ拡大を阻止するためロックダウンが発令された3月中旬以降は閉鎖が続いており、再開の見通しは立っていません(USJは感染拡大防止策をとったうえで6月19日より一般営業を再開)。
「スーパーニンテンドーワールド」は2016年12月に計画が発表。2020年の東京五輪前のオープンを目指し建設が進められていました。2021年へと延期された東京五輪は当初は7月23日に開幕する予定。「スーパーニンテンドーワールド」のオープンはその前ということで、おそらく6月下旬から7月中旬までにはオープン……という計画だったのでしょうけれど、早くても秋かそれ以降となるようです。
緊急事態宣言が解除され少しずつ経済活動が再開され始めているとはいえ、新型コロナが完全に収束したわけではありません。第2波、第3波も心配。ウィズ・コロナの中での船出となりそうでしょうか。