楽天が今年を象徴するキーワードをまとめた「楽天市場 ヒット番付 2017」を発表しました。
「楽天市場 ヒット番付」は、楽天が毎年発表している、楽天市場の購買データを元に消費動向や社会情勢を振り返り、その年のキーワードを選んでいる企画。今年は東西の横綱・大関・関脇・小結・前頭の計10個のキーワードに加えて、今後のヒット期待株として2個のキーワードが選ばれています。
楽天市場 ヒット番付 2017
| 東 | 格付け | 西 |
|---|---|---|
| ゆとり世代のタイムライン消費 | 横綱 | アラフォー世代のアルバム消費 |
| 天才キッズ特需 | 大関 | シニアの軽量需要 |
| 平日ナイトオフ | 関脇 | 週末ナイトアウト |
| ずぼらハンドメイド | 小結 | お手軽ロカボ |
| あえて○○売れ | 前頭 | ワンタイム消費 |
| 季節逆転アイテム | 期待株 | 男女逆転アイテム |
東の横綱
東の横綱に選ばれたのは「ゆとり世代のタイムライン消費」。かつてテレビや雑誌が担っていた「ブームの火付け役」の座は、いまやメディア化した「SNSタイムライン」に引き継がれたと楽天は説明。「タイムラインを流れる情報こそが、今の気分を最も端的に表している」と、この中から自分の好みに合った商品やサービスを掬（すく）い取るという新しい消費傾向が顕著になっているとしています。
タイムライン上から生まれた新しい流行として、前年比218％増となった「黄色のスカート」や「電球ソーダ」などをピックアップ。多目的カメラ「GoPro」、「旅行バッグ」が26％増となるなど、旅行などコト消費関連の商品もよく売れたということです。
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西の横綱
西の横綱に選ばれたのは「アラフォー世代のアルバム消費」でした。「NIKEエアマックス95」や「CASIO G-SHOCK」など、90年代に人気だった製品が次々と復刻。「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」もその1つで、楽天市場でも売れ筋でした。シリーズ最新作『ドラゴンクエスト11』が発売された『ドラクエ』関連はアラフォー世代に特に人気で、購入層の約半数がこの世代だったということです。
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『ドラクエ11』は、楽天市場内の売上高・売上点数に基づいた楽天年間ランキング2017において「おもちゃ・ゲーム TOP30」部門で、1〜3位を独占する人気でした。
