過去の任天堂ハードでは、ソフトのみならずハード開発(特にコントローラ面)にも深く関与してきた宮本茂氏ですが、任天堂が2016年に詳細を発表予定の新型ゲーム専用機「NX」の開発ではこれまでとは異なり、一線を引いた立場から進捗を見守っているようです。
「ハードウェアのセクションからは、一歩離れて見ているんです」と語る宮本氏。現在はソフトの監修の方に注力していて、例えば『スターフォックス ゼロ』などのソフトを幾つか重点的に見ているようです。
とはいえ、任天堂のソフト開発部門トップである宮本氏。完全にハードはハード担当部門に任せっきりというわけではなく「もちろんハードウェアの方もよく見てはいます」とソフト担当者側から進捗を見てはいる様子。ただし、積極的に関わったり、意思決定を行うといった類のことは行っていないということです。