「Nintendo Direct 2013.2.14」でルイージ生誕30周年を祝う『ルイージの年』が宣言されてから1年、岩田社長と宮本茂氏のルイージ帽姿で幕を開けたアニバーサリーイヤーも、「セントパトリックス・デー」(別名:緑の日)の翌日、18日に、宮本茂氏の終了宣言をもって終了しました。
この1年、『ルイージマンション2』等主演タイトルを中心として、様々なルイージ企画が世界各地で行われました。二度と無いくらいに取り上げられた彼の活躍を少し振り返ってみたいと思います。
Contents
主演を含む複数の出演タイトル
ルイージマンション2
2001年にゲームキューブで発売された『ルイージマンション』は、ルイージの初主演タイトルでした。その続編となる『ルイージマンション2』が、アニバーサリーイヤーの先陣を切って発売。臆病なルイージがダークムーンを取り戻すため、オバケたちをつかまえる冒険に旅立ちます。ゲームの評価も高く、国内では100万本、世界累計では370万本を越えるセールスを記録した「ルイージの年」を象徴するタイトルです。
New スーパールイージ U
『New スーパーマリオブラザーズ U』のDLCとして、また2013年内限定でパッケージソフトとしても発売された、ルイージが主役の2Dアクション。滑りやすい、ジャンプが高いといったルイージの特徴が反映され、難易度の高い82のショートコースを駆け抜けます。コースにはそれぞれ隠しルイージも。
マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー
『マリルイ』シリーズ最新作でもルイージをフィーチャー。ルイージの夢世界もゲームの舞台として登場し、その世界ではユメルイージの能力を活用して仕掛けを解いたり、ダイナミックなアクションを見ることができます。
スーパーマリオ 3Dワールド
「ルイージの年」企画は、兄マリオの最新タイトルにも。『スーパーマリオ 3Dワールド』では、おまけ要素として『Luigi Bros.』が収録されたほか、この作品でもゲーム内の様々なコースに隠しドットルイージを見ることができます。
Dr.LUIGI & 細菌撲滅
ルイージの活躍は、2014年に入ってもちょっぴり継続。任天堂の伝統的なパズルゲームにL字カプセルという新要素を備え、『Dr.LUIGI & 細菌撲滅』として配信されました。
オリジナルデザインの 3DS LL
『マリオ&ルイージRPG4』発売時に「ルイージ30周年 パック」として用意された、オリジナルデザインのニンテンドー3DS LL。迷彩柄のようにルイージのシルエットが配置されています。ただし完全にルイージ一色ではなく、マリオが隠されています。
様々な30周年記念グッズ
生誕30周年を記念した様々なアイテムが、国内外でリリース。海外クラブニンテンドーでは「ルイージマンション2 フィギュア」や「The Year of Luigi Coin」が提供されました。国内でも、一時クラブニンテンドーがルイージ色に。「3DS LLポーチ」などルイージ関連グッズも複数提供されました。
任天堂からだけではなく、ねんどろいど化も発表されました。
ルイージの身体能力を実写映像で
任天堂アメリカはルイージの身体能力の高さを紹介するドキュメンタリータッチの短編映像『Finding Luigi』を制作。パルクールでルイージを表現しました。
ルイージ一色のADトレインが運行
任天堂アメリカはまた、『New スーパールイージ U』発売に合せてルイージトレインを運行。シカゴ市のダウンタウンを走るシカゴ・Lが内装までルイージ色に染まりました。
Miiverseにも進出
Miiverse内にも「ルイージの年」コミュニティが開設。ルイージに関する様々な想いが届けられたほか、関連タイトルでは「作ルイージ」企画が開催されました。
この他にも……
この他にも、『いつの間に交換日記』では宮本茂氏からメッセージが届けられたり、海外ではルイージ帽を被った岩田社長や宮本茂氏、紺野秀樹氏など任天堂スタッフのスペシャルMiiがすれちがいMii広場向けに配信されるななど、ルイージをフィーチャーした企画は多岐に渡ります。
Miiverseで「ルイージの年」終了を宣言した宮本茂氏は、ファンの応援に感謝すると共に、「今後もルイージをよろしくお願いします!」とコメント。Miiverseで寄せられたルイージへのコメントやイラストの幾つかは、任天堂の公式サイトにてまとめて掲載されています。
次に彼が注目されるのはいつになるのか分かりませんが、またルイージメインの楽しい企画が発表される事を待ちたいところです。ルイージ、1年間お疲れ様。