任天堂の岩田社長は30日に行われた「経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会」の質疑応答の中で、新たに発表した「QOL(Quality of Life)向上プラットフォーム」のノンウェアラブルについて、「リビングルームで使うものとは限らない」とヒントを1つ提示しました。
岩田社長は「QOL向上プラットフォーム」を決定した背景について、過去に任天堂が提案してきた、日常に当たり前あるものにアプリケーションを加えることで、任天堂が提案する娯楽商品になった例を説明。時計にアプリを加えた『ゲーム&ウォッチ』や、歩数計にアプリを加えた『ポケットピカチュウ』、体重計にアプリを加えた『Wii Fit』が紹介されました。
今回はまだ具体的なテーマを話す段階にないという岩田社長ですが、身につける必要が無いことを特徴とするノンウェアラブルについて、「ノンウェアラブルというのはリビングルームで使うものとは限らない」とヒントを1つ提示。利用場所が多岐に渡る可能性を示唆しました。
『QOL向上プラットフォーム』は『Touch! Generations』の要素を、手垢がついたビデオゲーム専用機から一旦切り離して考える取り組みなのかなとぼんやり考えていますが、まずは健康をどう娯楽に変えるのか注目したいところです。