2025年に入り、いよいよ待ち遠しい任天堂の次世代機「Nintendo Switch 2（仮）」ですが、The Verge のシニアエディターであるトム・ウォーレン氏がこの任天堂の次世代機について興味深いコメント。Nintendo Switch 2（仮） は PlayStation 4 Pro と同レベルに満たないことをほのめかしています。
スイッチ2については、NVIDIA DLSS アップスケーリング技術などの助けを借りて、視覚的に現行他機種と十分な競争力を持つと言われています。
待望の新モデルということで相応の進化も期待される一方で、任天堂はハードウェアの単純なスペック競争からはすでに降りています。先日のインタビューでも任天堂の宮本茂氏は「ハイスペックとか、ゲーム機の性能をどうするかみたいな“ゲーム戦争”と言われたりする競争に任天堂を巻き込まないでほしい」と半ば冗談めかして、しかし本音も混じっているだろうコメントを残しています。
任天堂の過去の資産を全部残して、それを通じて任天堂が何なのかを理解してもらうというのであれば、それなら社員だけではなく、いま親子3世代まで任天堂のことを知っている人たちが出てきてくれたので、その皆さんに見てもらって任天堂がわかってもらえたらいいなと。そうやってわかってもらって、ハイスペックとか、ゲーム機の性能をどうするかみたいな“ゲーム戦争”と言われたりする競争に任天堂を巻き込まないでほしいと（笑）。任天堂はいまの世の中のいろいろな技術を使って任天堂らしいもの作りをずっと続けていくし、ゲームに限らず映像もやっていきますし、いろいろなエンターテインメントのコンテンツを作っていく会社なんです、っていうことを理解してもらうのにいいきっかけかなというので作ってみました。一気にしゃべりました（笑）。
任天堂は2025年3月末までに、Nintendo Switch の後継機種に関するアナウンスを行うと発表しています。
