Ubisoftが『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』の売上不振とそれにともない開発チームを解散したとの報道に関連して、スタッフの一部が『レイマン』シリーズのリメイクプロジェクトに取り組んでいると新たに報じられています。
Ubisoft 社内で「Project Steambot」と呼ばれているというこのプロジェクトには、「レイマン」の生みの親である Michel Ancel 氏もコンサルタントとして参加しているとのこと。
Michel Ancel 氏は 30 年以上 Ubisoft に勤務した後、2020年に退社。ただ完全に円満だったわけではなく、彼のリーダーシップに問題があり、部下との間に確執があった可能性が指摘されていました。
レイマンシリーズが再始動
Ubisoft は Insider Gaming の報道を受け、新たなレイマンプロジェクトが “検討段階” にあることを認めています。Ubisoft はまた Michel Ancel 氏の参加も認めています。
Ubisoft の広報担当者は次のように回答しています。
「Ubisoft モンペリエとミラノが最近になって『レイマン』ブランドに関する調査を開始したことをお知らせいたします。ただしプロジェクトはまだ初期段階にあり、詳細な情報に関して発表できるものはありませんが、続報にご期待ください。『レイマン』ブランドの生みの親であるMichel Ancel 氏も、ユニバースの世界観を保つため、コンサルタントとしてこのプロジェクトに携わっています」
『レイマン』(Rayman)は Michel Ancel 氏がデザインしたキャラクター、かつ Ubisoft のマスコットキャラクター。ジャンルとしては 2D 横スクロールのアクションゲームであることが多く、美しいグラフィックとアイデアあふれるステージデザインを特徴とし、直近作であり Nintendo Switch でも発売されている『レイマン レジェンド』は非常に高い評価を得ています。