『シャンティ』開発会社と任天堂の素敵なコラボ『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』が実現した経緯


Advance Wars 1+2: Re-Boot

 

『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』は、任天堂の戦略シミュレーション『ファミコンウォーズ』シリーズの一つである『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』を Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)でリメイクしたタイトル。

2024年9月現在、日本では未発売タイトルですが、海外では2023年4月21日にリリースされています。

開発を担当したのは WayForward Technologies。『シャンティ』シリーズなどで知られるアメリカの開発会社です。任天堂プラットフォームでの開発は多数あるものの、任天堂タイトルでの直接のコラボは初。この素敵なパートナーシップはどのようにして生まれたのか。

リメイクプロジェクトのディレクターを務めた James Montagna 氏がそのはじまりについて語っています。

WayForward × 任天堂

Montagna 氏によると WayForward は任天堂と、7〜8年ほど前から毎年の E3 で会議の場を設け、何か一緒にできる可能性について話し合ってきたのだそう。

何年も続いたこの交流を任天堂は “WayForward Meeting” と呼ぶようになり、両社は楽しみながら関係を深めていきました。

時間をかけ良好な関係が築かれていたからこそ、その後任天堂が『Advance Wars』のようなタイトルを復活させることを検討しはじめたとき、共同でプロジェクトを進める会社として WayForward を選択します。

長年にわたる WayForward と任天堂の良好な関係が、『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』の開発につながりました。

Montagna 氏によれば WayForward のチームにとって『Advance Wars』はとても思い出深いゲームのひとつなのだそう。なので任天堂からリメイクの話がきたときはとても興奮したといいます。

WayForward もちろん任天堂の提案に快諾し、リメイクプロジェクトがはじまりました。

Montagna 氏はこのプロジェクトについて「長年親しんできたシリーズのリメイクに携わることができたのは、生涯忘れられない経験でした」と振り返ります。

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