『メトロイドプライム4』のお披露目や『ゼルダの伝説』『マリオ&ルイージRPG』『マリオパーティ』シリーズ最新作の発表など、任天堂からだけでも多くの発表があった「Nintendo Direct 2024.6.18」。
サプライズのひとつは、最近活発だった事前リークがなかったことでした。
確度の高い情報を流していた人物 Pyoro 氏はどうやら、任天堂の対策により情報を得ることができなくなりました。
dgamemasterというResetEra ユーザーを筆頭に、何人かのオブザーバーが、任天堂のウェブサイトにサプライズ発表されたタイトルのページが事前に用意されていなかったことに気が付きます。
また彼らは Pyoro 氏の過去のリーク情報をたどり、これまで Pyoro 氏が発信してきたリークは、任天堂が発表と同時にウェブに公開されることが決まっていたタイトルであることが確認。一方でニンテンドーダイレクトの後からアップされるゲームで、事前にリークされたものはありませんでした。ということから、Pyoro 氏は任天堂のウェブサイトのバックエンドにアクセスできる人物で、情報はそこで入手できるものに限られていたと推測されます。
そこでブルームバーグが Pyoro 氏にコンタクトをとったところ、彼は情報源が任天堂で働いている人物からであると明かします。「しかし、彼らがどのようにして情報を入手しているのか私にはわからない」「ただ、バックエンド説は妥当な推測である」と答えたとのこと。
Pyoro氏は目立つ存在となっており、投稿のひとつひとつが注目されます。彼についてはこんな報告も。
リーカーの情報元が YouTube 非公開情報へのアクセスや、任天堂公式ホームページ/ニンテンドーeショップ/マイニンテンドーストアへのアクセスであると明るみになり、企業側も対策することで、リークは減っていくでしょうか。
すぐには終わらないようです。
著名リーカーが沈黙していた今回のニンテンドーダイレクト。しかし AdaWong というアカウントが前夜に、奇妙な投稿を残していたことが確認されます。
「ゼルダが主役の見下ろし型『ゼルダの伝説』と、『マリオ&ルイージRPG』新作に賭けている。彼ら兄弟の“ブラザーシップ”はあまりに象徴的だ」
当日のニンテンドーダイレクトではゼルダを主役に据えた『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』が発表されました。