「任天堂は故意に欠陥のあるコントローラーを販売した」とする、いわゆるJoy-Conドリフトをめぐる対任天堂の裁判はほとんどが終了することとなりそうです。2019年と2020年にアメリカで提訴された2つの集団訴訟について、原告と被告(任天堂)は、訴えを取り下げることで合意したと報じられています。
「 Nintendo Switch のいわゆる Joy-Con ドリフトに関する2つの訴訟が、解決に向かっています。子どもたちのために任天堂を相手取り訴訟を起こした親たちは、現在訴訟の取り下げを求めています。関係者が和解または別の形で合意に達した可能性があり、これによりJoy-Conの問題に関する法的な争いは終結することになります」
Game Fileによると Sanchez が起こし 4 年続いた訴訟も2022年に棄却されました。
Joy-Conドリフトは、Nintendo Switch の標準コントローラー Joy-Con で起こる現象。2017年の発売当初より指摘されている、アナログスティックが摩耗し、触れていないのにもかかわらず勝手に動き出すという問題です。
任天堂は 2020 年、Joy-Con ドリフトの問題を認めて正式に謝罪。一部地域では症状が出た場合の無償修理も提供されています。
任天堂は 2025 年 3 月までに、Nintendo Switch の後継機種を発表予定。後継機種のコントローラーではそもそもドリフト問題が起こらないようにしてもらいたいところ。