任天堂は2023年8月21日、25年以上にわたり「マリオ」などキャラクターのボイスを担当してきたチャールズ・マーティネーさんがその役割を終えると発表しました。今後は新たな役割として「マリオの親善大使」に就くことになります。マリオは2D路線の最新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』の発売が 10 月に迫っていますが、任天堂によるとチャールズさんはこの作品には関わっておらず、新たな声優がマリオに命を吹き込むことになります。
IGNの取材から明らかになりました。
任天堂の広報担当者はチャールズさんが『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』に参加していないことを認め、新たな声優については「キャラクターの声優はゲームのクレジットにクレジットされます。発売をお待ち下さい」とコメントしています。
チャールズさんは『スーパーマリオ64』以降のマリオ本編や関連ゲームなどでマリオをはじめルイージ、ワリオ、ワルイージといったキャラクターボイスを担当してきました。一方、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではクリス・プラットさん（吹替：宮野真守さん）がマリオを演じています。
2023年10月20日発売の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、2012 年に Wii U で発売された『New スーパーマリオブラザーズ U』（移植版『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』が2019年にNintendo Switchで発売）以来、約 11 年ぶりの 2D マリオ完全新作。新たなアイテム「ワンダーフラワー」が登場し、触れることで土管が動き出したり、敵の大群が出現したり、別の姿に変身したりなど、コースの遊びが大きく変化する仕掛けが用意されます。
