半導体不足などの影響も響き、まだ品薄が続いている PlayStation 5。先日、日本でも累計200万台突破が確認されましたが、英国においても累計 200 万台を突破したと報告されています。
据置型ゲーム機としては任天堂の Wii (歴代1位)や、ソニーとしては PlayStation 2(2位)、PlayStation 4(3位)に次ぐ、4番目に早い普及ペースだそう。
高い需要に十分に応えられずにいるなかで、200万台に到達し、9.19億ポンドを販売。この時点においては最も収益力の高いゲーム機となっています。Wii は3.58億ポンド、PS4は7億ポンド、これまで最高額だった Xbox One は 7.26億ポンドでした。
PS5 ではハードの販売単価が上昇しているにもかかわらず(455ポンド)、英国の人々にとって PS ソフトウェアを遊ぶための価格は大きな障壁ではないようです。
PSの後塵を拝するXboxですが、Xbox One は104週、つまり2年で200万台に到達。Xbox 360 はより遅く、200万台までに110週かかりました。ただし Xbox 360 はそこから好調を維持し、最終的には約900万台を販売。英国においてはマイクロソフト最大の販売数を記録しています。
Nintendo Switch は 200 万台到達までに 140 週と、ライバルと比べ時間がかかっています。しかし Switch Lite や有機 EL モデルの投入、コロナ禍の巣ごもり需要などが追い風となり、急速に普及台数を伸ばしています。
英国におけるゲームコンソールの200万台到達までの期間、販売額
- Wii(57週、3.58億ポンド)
- PS2(60週、4.69億ポンド)
- PS4(75週、7億ポンド)
- PS5(98週、9.19億ポンド)
- PS3(98週、6.38億ポンド)
- Xbox One(104週、7.26億ポンド)
- Xbox 360(110週、5.07億ポンド)
- PS1(114週、3.58億ポンド)
- Nintendo Switch(140週、5.59億ポンド)
- Xbox(162週、2.8億ポンド)