2022年3月18日より配信開始となった Nintendo Switch ソフト『マリオカート8 デラックス』の有料追加コンテンツ「コース追加パス」。マリオカートシリーズ歴代コースの中から、選りすぐりのコースをリマスターし収録、2023年12月末までに12カップ48コースを順次配信予定の有料追加コンテンツです。
『マリオカート8 デラックス』仕様で復活を遂げる新コースはオリジナル版と比べどの程度のクオリティで刷新されたのか。また初期収録されているコースとの違いは?といった第1弾配信コースの新旧比較映像が到着しています。
Contents
マリオカート8 デラックス コース追加パス 新旧グラフィック比較
マリオカート8 デラックス コース追加パス 第1弾
- Tour パリプロムナード *
- 3DS キノピオサーキット *
- N64 チョコマウンテン *
- Wii ココナッツモール
*マリオカートツアー収録
- Tour トーキョースクランブル *
- DS キノコリッジウェイ
- GBA スカイガーデン *
- Tour ニンニンドージョー *
*マリオカートツアー収録
「コース追加パス」第1弾で配信されたのは上記2カップ8コース。『マリオカート64』の「チョコマウンテン」から『マリオカート7』の「キノピオサーキット」、『マリオカートツアー』の「トーキョースクランブル」などが収録されています。
ツアーの素材を流用?シンプルな見た目に
今回リマスターされたコースの多くは『マリオカートツアー』に収録されており、その素材がベースになっているようです。実質『ツアー』コースの実装。
そのためなのか『マリオカート8 デラックス』に向けて用意された初期収録コースよりもテクスチャやライティング、一部の効果、演出が省略。サイズ感のおかしいキャラクターやオブジェクトがあったり気になる部分も。縁石までしっかり作り込んでいたゴージャスな『8』と比べると、のっぺりしているとでもいいますか簡素な見栄えの印象を与えています。
反重力エリアはない(今のところ)
『マリオカート8』に初期収録されたリメイクコースとは異なり、第1弾に関しては反重力エリアはなし。反重力は『マリオカート8』の特長でもあるし、メインビジュアルのマリオたちは反重力エリアを走っているので、そのうち反重力エリアを含むコースも登場しそうですけれど。
新しい演出も
昔のコースを走れるのは懐かしく楽しいものですし、新たなギミックも取り入れられています。たとえば「トーキョースクランブル」では周回ごとに異なるルートを走ることになったり、「パリプロムナード」では最終ラップで逆走することに。
「コース追加パス」は買いかどうか
定番レースゲームの『マリオカート8 デラックス』を、さらに長く遊べるようにする追加コースの配信。旧コースの追加やツアーコースの新たな試みは楽しめる内容であり、我が家でもDLCを購入し、わいわい遊んでいます。
ただそれだけに『ツアー』により近い、『8』本編準拠ではないグラフィックの差異が残念。この点は反重力エリアとともに第2弾以降改善されるよう期待です。