任天堂、自社開発力の強化へ京都市内に新たな開発拠点

2021年11月の経営方針説明会で、今後数年をかけ従来の研究開発投資や設備投資に加え、ソフトウェア開発体制の強化に最大 1,000 億円を投資すると発表している任天堂。その内容が少し見えてきました。報道によると任天堂は京都市内に新たな開発拠点を2か所設け、自社の開発力を強化します。

任天堂は現在本社の隣に建設中で来春完成するという京都市上下水道局の庁舎の一部フロア約 8,500平方メートルを借り受け、2022年5月から入居します。6〜7階にテナントとして入居し、外部ではなく自社の雇用を増やし開発リソースを強化します。

京都市の「企業立地促進制度」の対象で、新規雇用数に応じ、運営に関わる費用の一部を3年間にわたって毎年最大 1 億 6,000 万円、補助を受けることができるのだそう。

また 2000 年まで本社として使用していた、京都市東山区の現・任天堂京都リサーチセンターの敷地内にビルを新設。新たなゲーム開発拠点とします。こちらも早ければ 2022 年内に稼働予定とのこと。いずれの拠点も社員数などは公表していません。

任天堂の古川社長は 11 月の経営方針説明会でゲームソフト開発体制強化に使うとする 1,000 億円の使途について、「任天堂グループ内部のゲームソフト開発体制の拡張を推進していく」とコメント。M&A、企業の合併や買収の活用も否定はしないものの、「任天堂のものづくりの文化が十分に伝わるよう、まずは自社組織の規模を有機的に拡大することに優先的に取り組む」としていました。

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