任天堂からSwitch向けプログラミング体験ソフトが6月発売、不思議な生き物「ノードン」をつなげてゲームづくり


ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング (Game Builder Garage)

 

任天堂は2021年5月6日、新作 Nintendo Switch ソフト『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』(海外名称 : Game Builder Garage)を2021年6月11日に世界同時発売すると発表しました。

「ゲームをあそぶのは楽しいけれど、つくるのも楽しい」との思いをもってゲーム制作を行っている“任天堂の開発室”から生まれた、不思議な生き物「ノードン」をつなげていくだけで楽しみながらゲームプログラミングを体験し、学ぶことができるソフトです。

『Nintendo Labo』シリーズに収録されていた、遊びを発明する「Toy-Conガレージ」機能を拡張したようなソフトです。

「ナビつきレッスン」でゲームづくりを体験し、「チェックポイント」でレッスン内容を理解できているかを確認。慣れてきたら「フリープログラミング」で、ゲームを自由に制作し、自分で遊んだり、インターネットやローカル通信を介してシェアすることが可能です

※インターネット通信には Nintendo Switch Online 加入が必要です。

価格はパッケージ版が3,480円。ダウンロード版が2,980円(ともに税込価格)。

パッケージ版には「ノードンふりかえりカード」(84枚)が付属します。ダウンロード版を購入した場合でも、マイニンテンドーストアにて単品でも購入可能です。

楽しみながらゲーム制作を体験

2020年から全国の小学校でプログラミング教育が必修化されましたが、任天堂からオリジナルのプログラミング体験ソフト『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』が登場。

このソフトでは、複雑なプログラミング言語は出てきません。

「ナビつきレッスン」を通じて誰でもゲームプログラミングを体験でき、その過程でプログラミングに必要になる考え方、プログラミング的思考に、楽しみながら触れることができます。

たとえばノードンの一種である「スティックノードン」と「ヒトノードン」をつなぐと、Nintendo Switchの「スティック」操作でゲーム内の「ヒト」を動かせるようになります。こうしたキャラクターと直感的な操作によって、「入力(何をすると)・出力(何が起こる)」という、ゲーム制作の基礎を楽しみながら学ぶことができます。

つくったゲームを公開・共有

インターネットに接続して公開すると、1つのゲームにつき1つのゲームIDが割り当てられます。このゲームIDを、SNSなどを通じて公開したい相手に伝えることでゲームを共有することができます。

なおつくったゲームを、インターネットで公開したり、もらったりするには「Nintendo Switch Online」(有料)への加入が必要です。

ダウンロードしたゲームはアレンジすることも可能。

マウス操作にも対応

TVモード時はUSBマウスによる操作にも対応。市販のマウスを有線接続して使用できます(BluetoothでNintendo Switch本体と直接無線接続する方式のマウスは使えません)。

Nintendo Switch Lite でも遊べる

『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』はNintendo Switch Liteにも対応。

ただしSwitch Lite本体でプレイする場合は少し制限があり、「フリープログラミング」モードの「ボタンノードンのSL/SRボタン」「しんどうノードン」「モーションIRカメラノードン」「赤外線ライトをひからせるノードン」を機能させるには、Joy-Con 1セットを別途用意し接続する必要があります。

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