2018年4-9月に4213万本のソフト販売を記録したNintendo Switch。2017年3月の発売から19か月で、Wii Uの累計ソフト販売本数を公式に上回りました。
任天堂によると2018年9月末までにWii Uのソフト販売本数は1億253万本。一方のNintendo Switchは1億1110万本となり、Wii Uが2012年11月の発売からこつこつ積み上げてきた数字をSwitchは発売から19か月で上回りました。
Nintendo Switchでは『ゼルダの伝説』『マリオカート』『スプラトゥーン』『スーパーマリオ』『星のカービィ』といった任天堂の主力人気シリーズの新作が次々と発売。任天堂タイトルは上位10本だけで5300万本以上を販売する人気で(うち『スーパーマリオ オデッセイ』『マリオカート8 デラックス』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はそれぞれ1000万本以上を販売)、自社タイトルがSwitch普及の牽引役となっています。
2018年内は今後も『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ / Let’s Go! イーブイ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が控えており、強力な任天堂タイトルがハード普及に大きく貢献しそうです。
デジタル市場も拡大
決算で発表されるソフト販売数量やタイトル数に反映されるのはパッケージソフト及びパッケージ併売ダウンロードソフトの数量であるため、デジタル専売ソフトの売上はここに含まれていません。
それでもNintendo Switchではニンテンドーeショップはこれまでのハード以上の賑わいをみせていて、ゲーム専用機に含まれるデジタル売上高は2018年4-9月に391億円を記録。前年同期の228億円から71%増加しました。
2016年4-9月は147億円でしたから、2年で166%増加。任天堂プラットフォームでも徐々にデジタル市場が拡大しています。